洞爺湖に伝わるUMAも「トッシー」という。ホヤウカムイではない。
概要
伊東鴨太郎の計略で「妖刀村麻紗(ムラマシャ)」を握らされた結果生まれた、土方十四郎のもう一つの姿。
典型的なヒキニートで、他人の前では呂律が回らず小声でぶつぶつと喋り、オタク趣味で萌えフィギュアや萌えアニメなど二次元の世界に頭までどっぷりと漬かっている。
村麻紗は「自分を帯刀した人物を、村麻紗に宿るオタクの怨霊の人格に魂ごと上書きする」という強烈なもので、一時は十四郎の魂を完全に塗りつぶしかける。だが銀時や近藤の𠮟咤激励でどうにか抑え込み、それ以来は登場しなかった。
しかし「寺門通OFC篇」にて突如復活を果たす。
赤いハチマキにジーンズ地のベストを素肌着用――と斬新な服装もさることながら、某ちゃんねるのAAのごとく「プークスクス」と笑い、語尾に「ござる」をつけるなど、THE 古典的オタクな特徴を一身に備えている。
妖刀「村麻紗」の呪いによるもので、土方の嗜好ではない。あ、あと大抵、片方の肘を守っている。
実は村麻紗の呪いはまだ消えておらず、どんな除霊やお祓いでも村麻紗を自分から話すことが出来なくなっていた。そのせいで自分の気付かぬうちに、自分の周りがオタク趣味に染められ、挙げ句に副長としての威厳も揺らぎかけるなど、十四郎自身に悪影響を及ぼし続けていた。
そのために「村麻紗の無念を晴らして成仏させる」ため、恥も外聞もかなぐり捨ててトッシーを演じている。
トッシーの時はタバコを吸わず、十四郎と人格をスイッチする際にはタバコがトリガーとなっている。
OFC決定戦の最終決戦にて、カードゲーム勝負を制した新八の前に村麻紗の人格として出現し、新八と壮絶な殴り合いを演じた末に勝利し、「勝負から逃げる弱い自分」を克服した満足感を以って成仏していった。