あらすじ
体の一部が度々変化するという、原因不明の症状に悩まされている女子高生・赤石黒絵(クロエ)。人と極力交わらず生きてきた彼女であったが、隣の席になった男子・南新汰と関わってしまい、眠っていた力が解放される……。(公式引用)
登場人物
赤石黒絵
本作の主人公。感情の昂りによって体の一部が異様に変形してしまう特異体質の持ち主であり、これによって他人から恐れられた事がトラウマになり極端に人付き合いが苦手になってしまう。他の生徒からも「メンヘラたん」などと呼ばれ冷やかされているが、人との関わりを絶っているだけで特に精神的におかしい訳ではなく、好きな音楽(恐らくデスメタル)を聞いたりパンケーキを好むなど年相応な一面もある。ある時、隣の席に座る南新汰との交流を深める内に特異体質が活性化してしまい……?
ハルゴン
体質による変形が活性化し、巨大な怪獣となってしまった黒絵。この状態でも自我は人間の時と変わらず、「体の中のモヤモヤが全部外に出たみたい」と快適である様子。見た目通りその皮膚は頑強で、AH-64D攻撃ヘリの30mmチェーンガンすら「くすぐったい」程度。流石に鬱陶しくなってきた時には口から何か出そうになったが、新汰の姿を見て冷静になり不発に終わっている。その後も感情の昂りに合わせて巨大化する機会があるが、人的被害はなく建造物の被害も微少。
南新汰
黒絵の隣の席に座るイケメン同級生。女子からの人気も高くツーショットをせがまれる程(あろうことかSNSに写真までUPされ、いいね稼ぎに使われている)。しかし、中学時代は現在より多少太っており自信もなく友達もいなかったといい、人気者となった現在も"昔に戻ったら誰も相手にしてくれなくなるのでは"と不安を抱いていた。そんな中、どんな時も自分を貫く黒絵に"かっこいい"と興味を抱き……?
友里真夏
同級生の一人。黒絵からは新汰の彼女と思われる程の美少女……なのだが、その正体は本作トップクラスの変態。父の仕事の関係上(特撮関係だろうか?)幼い頃から「怪獣」文化に浸りきった重篤な怪獣オタク。現実に現れた怪獣であるハルゴンに恋をしており、黒絵をハルゴンと交流できる"ハルゴンの巫女"と思い込んで付きまとう。(交流のイメージとして、娘を思う雪山の伝説怪獣っぽいものや勾玉、巨蛾を歌で呼ぶ地球の先住民っぽい双子などをイメージしている。)その入れ込みようは半端なものではなく、幼虫型の着ぐるみや地球の先住民めいた衣装をいくつも手作りしている。家は光の巨人っぽい出で立ちの召し使いを何人も抱えたりホームシアターを持つなどかなり裕福。
ママ
黒絵の母親。親子でありながら友達のようにノリが軽く、黒絵を"クロたん"と呼び溺愛している。黒絵の体質について何か知っているらしく、ハルゴンを一目で彼女だと見抜いた。
ジャンボキング
どこぞの合体超獣のような名前の黒絵の愛犬。かなりアクティブかつ肝が据わっており、ハルゴンにも動じずぼーっと眺めていたりする。
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