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マイティノベルXの編集履歴

2018-07-12 22:40:45 バージョン

マイティノベルX

まいてぃのべるえっくす

「仮面ライダーエグゼイド」の公式小説の副題、および作中に登場するノベルゲームの名称。

宝生永夢ゥ!


何故君が幻夢コーポレーションにあんなファンレターを送ったのか!?


何故あの雨の日あの場所を歩いていたのか!?


そもそも何故バグスターは生まれたのかァ!! その答えはただ一つ!



君の ピー!! ヴェ ピー!!











概要(ネタバレ注意)

2018年6月27日に講談社キャラクター文庫から発売された『小説仮面ライダーシリーズ』の1冊。および作中に登場するノベルゲーム。

仮面ライダーエグゼイド』の続編・後日談を描いた作品であり、Vシネマ『仮面ライダーエグゼイド トリロジー アナザー・エンディング』より3年後が描かれる。


著者は本編の脚本も務めた高橋悠也氏。

一人称視点の小説であり、各場面ごとにキャラクターごとの一人称で進行していく。


檀黎斗が残した、遺書ともいえる謎のゲーム「マイティノベルX」が届いたことで物語は始まり、TV本編ではあえてあまり掘り下げなかった主人公・宝生永夢の過去と真実が描かれる。


あらすじ

『アナザー・エンディング』で黎斗が消滅してから3年後。

小児科医となって聖都大学附属病院に勤務する宝生永夢のもとに、ドローンによって差出人不明の小包が届いた。封入されていたのは「マイティノベルX」という新たなガシャット。


こんなことをするのは檀黎斗以外にはいないと推測する永夢たち。

3年前に消滅した黎斗がなぜこのタイミングでこんなものを送ってきたのか?

これを送り付けた彼の真意とは?


多くの疑問を解き明かすため、永夢はマイティノベルXを起動する。


それは永夢の過去と未来……そこに潜む真実を書き記した、禁断のノベルゲームだった。


ゲームとしてのマイティノベルX

ジャンルはノベルゲーム。同時に体感型ゲームでもある。


プレイヤーは実際の聖都市内に点在する〈ノベルスポット〉を訪れ、その場で「参加資格」となるゲーマドライバーバグルドライバーなどを装着することでゲームエリアへ移動し、その場所に応じた物語を体験することができる。


そして最後にはプレイヤーへの問いかけが行われ、それに対応する選択肢から正解を選び出さなければならない。間違った選択肢を選んでしまった場合ゲームオーバーとなる。


今作では宝生永夢の物語が舞台となる。


新たな登場人物

宝生清長

永夢の実父

国内最大手医療機器メーカー「メディクトリック」に勤めている。


クロトピー

マイティノベルXのバグスター

黎斗と同じ思考ルーチンがプログラムされており、喋り方は彼そのもの。

黒いバグスターウイルスに紫のラインというゲンムに似た特徴がある。


「ピー」は「P」ではなく放送禁止用語が流れた時に流れる「ピー音」のこと。

そのため当初自己紹介した際には「クロト※※」と表記(作中では上述したピー音)されており、クロトピーというのは天才ゲーマーMの性格のときの永夢が便宜上名付けたもの。終盤で本当の名前が明かされる。


特徴

上述したように一人称視点の小説作品となるが、どちらかといえば本編でも言っているように読者ですらも「マイティノベルX」というノベルゲームをプレイしているように感じられる作風となっている。マイティノベルXは劇中のゲームだが、同時に本書も「マイティノベルX」というゲームと言える。


原作で描かれなかった宝生永夢を含めた人物の過去を描写する作品ということもあり、最終回やアナザー・エンディングまでに詳しく語られることの無かった多くの伏線・謎を回収している。また新たな事実も判明する。


今作で明かされる宝生永夢の真実はかなり衝撃的な物であり、劇中人物のようにこの作品を読んでしまうとTVシリーズの永夢の印象が180度変わってしまうほどのものとなっている。


そのため

「最初は笑っていたけど、読み進めていくのが辛い」

「今作を読んでエグゼイドをTV第一話から見直そう思ったら、第一話冒頭からまともに見れない」

「TV本編で疑っていた日向審議官に土下座したい」

などの感想も見られる。


また永夢以外にも様々なキャラクターの過去・設定が描かれているため、エグゼイドファン必読とも言える内容となっている。


関連タグ

仮面ライダーエグゼイド 講談社キャラクター文庫 小説 ノベルゲーム

ノベルゲーマーレベルX

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