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大麻の編集履歴

2018-07-20 20:44:04 バージョン

大麻

たいままたはおおあさまたはおおぬさ

読みによって意味が異なる。「たいま」はアサ科の植物、あるいはその植物から作成したいわゆる麻薬。「おおあさ」は北海道の地名や人名、「おおぬさ」で神道の道具。本項では主に最初の意味について扱う。

「大麻」とは、


本項では2.の意味について記述する。


概要(麻薬)

麻の花冠や葉を加工して作る、比較的古典的な麻薬の一種である。麻薬としての有効成分はカンナビノイド類。

古くは薬草の一種として鎮痛などの目的で使用されており(現代でもモルヒネなどが終期治療において鎮痛を目的に投与されることがある)、日本においても第二次世界大戦前には日本薬局方に印度大麻草の名前で記載されていた時代があった。

日本では嗜好目的で使用されていたとする記録は無いが、世界においては嗜好目的としても比較的歴史は古い。現代においては日本を含むほとんどの国では違法薬物とされるが、一部の国や地方では合法的嗜好物とされていることがある。

そのため、「医療用大麻としての薬効」を旗印に日本国内での解禁を求める運動家も根強く存在するものの、既に大麻よりリスクが低く扱いやすい鎮痛剤も多く開発されており、精神疾患や心臓疾患などのリスクと天秤にかけると解禁する意味がないとする医療関係者も少なくない。

また、解禁論者に対して「どうせ遊びでキメたいだけなんだろ」という冷ややかな視線が寄せられているのも日本国内で解禁論が盛り上がらない要因と思われる。

また、一部解禁されている国でもさすがに運転中にキメるのはご法度である(実際、キメた状態での運転による事故例がアルコールとともに多い)。


日本では大麻取締法による規制対象で、しめ縄など薬物の生産目的以外で麻を栽培する際には都道府県知事の許可が必要である。


音楽ジャンルによっては大麻文化と密接な雰囲気が根強く存在することもあり(レゲエでは「ナンジャチューン」と呼ばれる大麻を歌った歌詞の曲も多い)、ミュージシャンやその周辺でも時々大麻を栽培したり使用したりして逮捕される例がある。


種類

加工状態によって大きく3種類に分けられる。それぞれにおいて俗称が異なる。


乾燥大麻

花冠や葉を乾燥させたもの。最も古典的な加工方法。いわゆる「マリファナ」がこれである。大麻が俗に「ハッパ」(葉っぱ)と呼ばれる所以の一つ。


大麻樹脂

樹液を圧縮固化させたもの。「ハシシ」と呼ばれ、これはアサシンの語源である。またその形状からチョコという俗称もある。経口摂取する場合にはガンジャとも。


液体大麻

上記のいずれかを何らかの溶媒に溶かしたもの。


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