概要
『ハピネスチャージプリキュア!』に登場する、海外のプリキュアの一人。
プリキュアウィークリーにて、「シドニーのプリキュア」と紹介されていた。
初登場は第14話。
オペラハウス前でファントムに封印されており、その後はプリキュア墓場に移送され、第21話で描かれたプリキュア墓場のシーンにてその姿が確認できる。
第43話でクイーンミラージュが浄化されると同時に、封印されたモブキュアたちが鏡から解放されるシーンがあり、その時に復活したと思われる。
その後、第46話でハピネスチャージプリキュアの救援としてキュアテンダー達と共にぴかりが丘に現れた。
第48話では同じく第14話で初登場したキュアカチューシャ、キュアゴーンナ&キュアパンタローニと共に赤いサイアークの残党狩りに参加。
第49話でもパンタローニ&ゴーンナと共に世界の浄化を見届けている。
容姿
凛とした印象の少女であり、髪は赤い外ハネのショートカットで、頭には赤いハートの付いた羽型の髪飾りを付けている。
眼の色は青であるが、封印中はそれが不明だったため、二次創作では赤目で描かれることが多い。
長らく変身解除時のインナースーツのみが公表されていたが、第46話で変身後の姿が登場。
第46話ではキャラデザが間に合わなかったのか、同じく第14話で初登場したカチューシャやゴーンナ&パンタローニと同様のハピネスチャージプリキュアの衣装と似たデザインの凡庸スーツだったが、第48話でデザインが若干変更され、ハイネックのインナーと肩まで伸びる大きな襟が付いた衣装となっている。
この大きな襟は後述の名前の由来となった南十字星を催しているものと思われる。
第46話のモブキュア集合シーンで、身長がかなり高いことがわかる。
また、近年のプリキュアには珍しく巨乳(当社比)である。
名前
英語で南十字星を表すsouthen crossから。
オーストラリアの国旗にも描かれており、南半球の国家ではよくシンボルとして登場する。
当初は名前が不明だったが、のちに雑誌記事で公表された。
声優
未定。劇中では一言も発しなかった。
余談
封印されたプリキュアの多くはサイアークの素体にされた人間と同様、胸の上で手を組んだ体制で封印されているが、なぜか彼女だけは両腕を上げた体制で封印されている。
その体制から磔の状態にも見え、最初に投稿されたイラストは投稿者が一人だけ体制が違うことに懸念したことで描かれていた。
関連イラスト
投稿数80件(『ハピネスチャージプリキュア!』番組終了日である2015年1月25日現在)と、台詞もないモブキャラとは思えないほど多数のイラストが描かれている。
これは雑誌記事で設定資料が公表された際に、巨乳であることに目をつけた一部の絵師がイラストを連投し、他絵師にも投稿を呼びかけたことや、深夜のお絵かき一本勝負の題材として選ばれたことなどに起因する。
そういった草の根活動によって知名度が徐々に上がっていき、第46話で再登場して以降、彼女のイラストが急増した。
他にも・・・
スーツが公表される前は、髪型や見た目の印象などが似ているキュアルージュの衣装を着たイラストも描かれた。