ドクターJ
どくたーじぇい
ドクターJとは、『新機動戦記ガンダムW』のキャラクター。
「人間狂って結構、それが戦争だ」
概要
CV:稲葉実
ドクターJとは、『新機動戦記ガンダムW』のキャラクター。
ウイングガンダムの開発者であり、ビーム兵器開発の権威者。
本名はジェイ・ヌル。
テロで重傷を負っており、体のほとんどが義体である。
マッドサイエンティストでヒイロ・ユイを戦闘マシンに育て上げた張本人だが、ヒイロの数少ない理解者の一人でもあり、非情な性格へと育成したのも本人ではなくデキム・バートンの意向によるものだった。
とんでもない超兵器を量産した科学者だが倫理観や良心は至って真っ当。オペレーションメテオによる大量虐殺をよしとせず、ガンダムによる破壊工作に留める(実際に『Endless Waltz』作中で本来のオペレーションメテオに反対している)、機体の過剰なまでの高性能とゼロシステムがもたらす危険性を危惧してウイングゼロの開発を中断する、モビルドールに「戦争がゲーム感覚になる」として反発する(奇しくもトレーズも同じ考えだった)等、所々でその人間性を垣間見ることができる。
また、脅されてもただでは屈しない強かな人物でもあり、OZに降った振りをしてガンダムを強化したり、ホワイトファングに捕らわれた際にはリーブラの主砲を撃つ度に壊れるよう意図的に欠陥を仕込む(しかも5博士以外誰にもわからないように)といった工作をして暗躍していた。