概要
年齢24歳
大亀流の剣士で、千人切りである黒鉄陣介の一番弟子であり、黒鉄我間の兄弟子。
煙管と羽織の洒落男。
陣介の一番弟子であるため大亀流のトップクラスを誇る強さを持つ。作中の後半は無宝流に在籍している数々の実力者たちを倒している。9歳の頃両親が不良の侍に殺され、自身が襲われそうになったところを陣介に助けられる。その時の彼の姿に憧れる形で大亀流に弟子入りした。
刀の手入れが面倒くさいと思っており、戦う価値のない相手には素手で戦う。明神流の四神槍の一角である神野一翁の時は裸拳2つで倒したことがある。
過去に陣介が反乱を起こしたときに他の仲間より先に陣介と戦ったが敗北してしまう。伊織自身はプライドが高く、我間と大泉亀伝坊には負けたことを口止めをしており、この事実を知らない真ノ丞は反乱を止めようとしない伊織のことを恨んでいる。
斬撃の威力はかなり重く自身の剣より分厚く丈夫な武器でも叩き切ってしまうほどの威力がある。また作中では大亀流の技を使う機会が少ない。
敵に対して点数をつける癖がある。
使用する術技
雷電型
第二式「紫電閃(しでんせん)」
第三式「鳴神(なるかみ)」
焔燃型
第一式「火柱(ひばしら)」※我間乱修羅で二刀
第二式「紅蓮旋(ぐれんせん)」
その他
虎穿(こせん)※弱い相手なら素手で行う。
関連タグ
同じ道場仲間
超えるべき相手
伊織にやられた相手
以下ネタバレ注意
ネタバレ
本作の終盤で伊織は陣介との最後の戦いを迎えるが、陣介の圧倒的な実力に押されながらも巻き返す。
伊織は陣介が病に蝕むれていることを知り、千人切りの名が陰らないうちに勝つことを誓い最後の一太刀を仕掛けるが、わずかながらに陣介の速さが上回り素手の(虎穿?)攻撃を受けて気絶をしてしまって敗北。
陣介の乱から数日後、我間にどっちが陣介を超えるか勝負すること約束し修行の旅に出た。
さらにネタバレ注意。
我間乱修羅
百剣士番付4番
陣介の乱から2年後を舞台にした我間乱修羅の主人公として登場。自身が最強であることを証明するため、幕府が開催する国の最強剣士を決める「幕下百剣」に参加する。
最強になるため戦いに明け暮れていた伊織は一ノ瀬善丸の命で護衛に来た一ノ瀬蘭によって一ノ瀬道場に来た。自分を変えたいと願う一ノ瀬蘭は伊織と戦うことを望み、伊織は木刀で応戦し彼女の刀を叩き割って勝利した。その一部始終を見ていた幕府の使いの渋沢完に幕下百剣の招待状である巻物を渡される。伊織は参加する意思を見せなかったが、亡霊の如く現れた黒鉄陣介になぜ参加しないのかを問いただされた。伊織は最後の決戦で敗北して以来陣介の亡霊に苦しんでおり、自分の中から陣介を消すために幕下百剣に参加することを決意する。