一ノ瀬善丸
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いちのせぜんまる
中丸洋介作の我間乱の登場人物。
大亀流の大柄な剣士。
筋力が発達しているので、焔燃型を得意としている。
一ノ瀬家に伝わる久夛良木定長(くたらぎさだなが)という大きな太刀を使い戦う。
同じ道場の仲間から「筋肉バカ」「猿」と言われている。
我間とは犬猿の仲で、我間が強くなると焦りと悔しさが出る。
兄の可偉に剣士に向いていないことを忠告されており、彼に負けてしまったことがある。同じ道場の人間にも弱いと言われていた。
蟻丸との戦いでは力負けして死にかけるが、善丸が久夛良木定長が発する声を聴くことで定長の真の使い方を覚え、蟻丸の重い攻撃を跳ね返すことができ、更に難易度が高いが威力が高い朱円月でとどめを刺した。この戦いで背中を預ける事ができる剣士へと成長し善丸のことをけなしていた真ノ丞にも認められることになった。
『我間乱 修羅』では第一話から登場。
千石伊織とともに幕下大試合に参戦する。百剣士番付では九十四番。
妹である蘭の剣術好きに呆れつつも止めることはせず、当初は伊織の警護と世話係を命じていたが、自分の知らぬところで伊織と蘭が急接近(師弟関係を築いている)していることから、二人が男女の仲なのではないかとたびたび気を揉んでいる。
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