人物
帝光バスケ部の一軍コーチを若くして務める眼鏡をかけた男性。
帝光の理念に適った厳格かつ実力重視の指導を行い、普段はめったに姿を見せない白金監督の代わりに練習の指揮を執る。
その為に、新入生などは真田を監督と誤認することが多い。
やがて精神面が未熟なままに圧倒的な才能が開花して周囲と齟齬が生じていったキセキの世代と彼らを正しく導いていこうとした矢先にかねてから患っていた病に倒れた白金の後任として監督に就任するものの、白金が遺していった方針とキセキの世代の特別扱いを学校のために厳命した帝光理事長との間で板挟みにあい、結果的にキセキの世代の崩壊・決別に至る原因を作ってしまう。
指導者として決して無能ではなくキセキの世代の才能開花、前監督と理事長の板挟みにあう状態を乗り越えるには経験不足であり、監督就任後は赤司の暴走を止めることもできず、三連覇の偉業達成の裏で煩悶として時期を過ごすことになってしまった。