概要
物語第45話。 前回、Vソニックを進化させて弟のマグナムに対抗はできたが
【ソニックの走りが変わってしまっている】ことを指摘されたことで【ソニックの走りを進化させる】ことに気づき、新たなソニックに進化させるための鍵を探していた烈。
公園で、市販化されたプロトセイバーを見かける。 その途中で、鉄心が烈の悩みや考えを聴くと
烈を連れてある場所へ・・・
『よぉ、大神!』 彼を連れてやってきたのは「大神研究所」。
『なんか、喉が渇いたのぉ・・・』と言うと『何か飲み物をお持ちしろ! 冷たいものはダメだぞ!』 勢いに呑まれてしまい、来客の応対をする。
大神から『本日は、どのような用件で?』と尋ねられるが『用があるのは儂じゃあない』と返され・・・
『烈君、こいつは儂の弟子じゃ! 遠慮せんでええぞ!』と間接的に烈が大神に用があることを伝える。
その心境を知ると、大神は烈に研究所の施設を案内する。 対衝撃実験やモーターやバッテリーの製造施設を見学する、その途中、大神軍団の巨人と大神軍団の冷たい騎士と「施設の使用権」をかけたレースを行う。
烈は、彼らのマシンの動きから【ソニックを進化させるための鍵】が見つかるかもしれないとレースに挑む。 いくら距離を離しても気が付いたら すぐに追いついている、その秘密をついに見つけ、無事レースに勝利(というか、引き分け)し、使用権を手に入れると 早速、ソニックの進化に取り掛かる。
外出が多くなった烈のことをジュンに打ち明ける豪。『まったく・・・内容も打ち明けないし・・・飯も喉通らねぇよ!』と菓子を平らげる姿を見て『・・・ご飯、喉通らないんじゃなかったの?』と返される。 かつての時とは違う何かを感じ取っているのか『だってよぉ、烈兄貴が悪の道にでも走ったら 大変だろ!?』と語る豪。(その後も聴きこみなどを行って、烈がどこへ何をしに向かっているのかを得ることになる。)
一方、烈は大神研究所の技術と施設を借りてソニックに新しいシャーシを製造したり風洞実験をさせてもらいソニックのカウルに磨きをかけていく。
完成間近の日、豪が居場所を突き止めると誤解してしまい、烈はそういう豪を納得させるために彼の挑戦を受ける。
明くる日、大神研究所の練習コースにてサイクロンマグナムと新生ソニックのテスト走行。
豪は、走行中警戒していた。どんな方法でアタックしてくるのか。
「マシンを斬り裂くか!?」と思いきや普通にストレートコースをクリアする。コーナーに差し掛かった時に「体当たりを仕掛けて来るのか!?」と睨んだりするが、そういう素振りもなくコーナーをクリア。
大神の技術が入っているソニックのはずが、バトル行為も一度も行わず豪のサイクロンマグナムと渡り合っている。
マグナムが途中でコースアウトしてしまう。それをソニックが助けた。
「マグナムを壊すのはソニックだからね リタイヤされたら困るのさ!」
それを真に受けた豪は怒って言い返すが烈が笑い出し、ついに烈が豪に真実を打ちあける。
大神博士が製造したマシンは、気が付けばすぐ後ろにいる、俺たちに追いつくスピードがあるからこそアタックできる、その秘密を調べる為に大神博士の下へ訪れ 彼が製造したマシンの走りを観て【新生ソニックの進化の鍵】を見つけた。
その鍵とは、『【空力】だよ! マシンがより速くなるための秘密は【空力】だったんだ! 大神博士のマシンもカウルの形状やシャーシの構造も空力を最大限に活かせるようになっていたんだ!!』と
空力を最大限に活かせるようにするために、ソニックのカウルの形状に翼を多く装備させ、新造されたシャーシにも整流板を装備させている。(シャーシ一体型ローラーの案は サイクロンマグナムからヒントを得た)
テスト走行後、土屋研究所にて土屋博士に報告。その時に、名前がまだ付いていなかったので土屋博士から「ハリケーン(Hurricane)」の名を授かる。
烈の新しい相棒、ハリケーンソニックが誕生した・・・