CV:宮迫博之
概要
「映画クレヨンしんちゃん 襲来!!宇宙人シリリ」のゲストキャラ。
シリリの父で、ナースパディ星のお偉いさん。ナースパディ星人特有の浴びた生物・物質などを25年成長させる『スクスク光線』の使い手で、その中でも誰よりも扱いに優れているエリートである。
実の息子であるシリリに対しての親としての愛情はまるで皆無に等しく、それをひろし達に咎められても「人力で火星までしか行けない地球人には分からない(意訳)」と地球人全体を見下すような態度であしらっている。
なお、この名称は本名ではなくしんのすけによる仮称であり、本人曰く「もっとかっこいい名前」らしい。
人物
シリリに対して「父さんの言いつけ第〇条」と称して禁止事項を多数設ける事で自分の言いなりになるように教育しており、唯一頭が上がらない存在としてシリリに認識されている。また、しんのすけからシリリに関する問題を出されても答える事が出来ずに呆れられ、本気で子育てをした事も無いのが災いして子供にした地球人の八尾をあやす事が出来ず、他の船員たちが子供にされた際も手を焼くなど、子供の扱いが下手。また、スクスクパワーが使えないシリリの事も才能が無いとして見限っており、代わりに唯一使える「バブバブパワー」を計画のために利用することでシリリを盛り立てようと考えるなど、シリリに対する愛情も皆無に等しく、更には計画のためにシリリの宇宙船を不時着させ、部下のモルダダ(CV:蛍原徹)達を使ってわざと道中でシリリを怖がらせ続け、それを笑いながら見物さえもしていた。(シリリが命の危機を感じたときに反射的に出すバブバブパワーを暴発させ、腕輪を媒介に基地に転送させている。)
7年前に地球を訪れた際に変質者として追いかけられた経験や、地球のテレビ番組を研究した結果として「大人は危険、子供は安全」といった思想を持つようになり、シリリのバブバブパワーを使って全ての大人を子供にして記憶を奪った後は再教育を施す「人類バブバブ化計画」を立案し、地球を平和な星に変えようと目論む。
終盤ではバブバブパワーを地球全土に放射するために赤子型の巨大要塞「ラブスター」を発進させるが、野原一家との争いの末に野原一家とシリリの宇宙船で駆け付けたカスカベ防衛隊の奮闘によりラブスターを破壊されてしまう。
その後、計画の失敗に嫌気が差して地球から手を引くような発言をし、船員たちに撤退命令を出した後はシリリに「一緒に帰るんだ」と呼び掛けるが、完全に考えを変えたシリリからは拒絶され、複雑な表情を見せつつもシリリを見捨てて帰って行った。
関連タグ
金有増蔵・・・こちらも自分の娘を自身の野望を達成するための道具としか見ていないクレしん映画ヴィランズ。