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多足類の編集履歴

2018-08-27 16:10:58 バージョン

多足類

たそくるい

節足動物の1大グループ「多足亜門」の総称。ムカデ、ヤスデなどが属する。

節足動物の1大グループ「多足亜門」の総称。

ムカデゲジゲジ含む)、ヤスデなどが属する。

概要

名前の示す通り、体にたくさんの脚が備える。学名「Myriapoda」は「1万本の脚」を意味するが、Illacme plenipesという最多の脚数をもつヤスデ750本しか及ばない(それでもかなりの数ですが)。


体節はほぼ一致の繰り返し構造からなるため、体は昆虫甲殻類のような胸部と腹部に分かれていない。いずれも紐状の胴体に典型的な歩脚を持ち、形の多様性が比較的に低い節足動物である。このシンプルな体制は節足動物の先祖の形に近いとも言われる。


全ての種類が陸生で、昆虫によく似た頭部(1対の触角と3対の顎)と呼吸器官(気管)をもつことから、かつては近縁と思われた。しかし遺伝子分析によると、昆虫はむしろ甲殻類から進化したものであり、多足類は系統的にそこからもっと離れたグループであると解明された。


また、化石証拠から多足類は知る限り地球史上初の陸生動物である。また、ほとんどの陸生節足動物と同様に、「」と呼ばれるグループである。


分類

ムカデ綱(唇脚綱)

 ・オオムカデ

 ・ゲジゲジ

ヤスデ綱(倍脚綱)

エダヒゲムシ綱(少脚綱)

コムカデ綱(結合綱)


関連条目

節足動物 汎甲殻類 昆虫 甲殻類

 多脚

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