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NINJAGAIDENの編集履歴

2018-08-29 23:40:03 バージョン

NINJAGAIDEN

にんじゃがいでん

『NINJA GAIDEN』とは、テクモが開発を手がける忍者アクションアドベンチャーゲームシリーズの総称。

概要

忍者龍剣伝』の主人公であり、格闘ゲーム『DEAD OR ALIVE』の操作キャラでもあるリュウ・ハヤブサが久々に主人公として復活し(時系列上は忍者龍剣伝が後ではあるが)、様々な武器や忍術を使って敵に立ち向かっていくアクションゲーム。


『NINJAGAIDEN』とは、『忍者龍剣伝』の海外タイトルであったものである。「世界に通用するゲームを」というスタッフの方針からこの名前となった。

ちなみにこのシリーズは、時系列的には『忍者龍剣伝』の前である(時系列順に並べると、『NINJAGAIDEN』シリーズ→『忍者龍剣伝』→『DEAD OR ALIVE』シリーズ、となる)。


『忍者龍剣伝』同様の手ごたえのある難易度と、流血・切断要素たっぷりのハードな残虐描写、主人公リュウ・ハヤブサの強烈で爽快なアクション、そして硬派なストーリーから、特に海外で大きな人気を誇る。


同じスタッフが製作するDEAD OR ALIVEの影響か、女性キャラクターの露出度が妙に高く、衣装が際どいことでも知られる。クリアしたモード等に応じてコスチュームが増える。2以降は全編リアルタイムレンダリング(1は一部プリレンダリング)のため、カットシーンにおいてもそのコスチュームで進行する。

Pixivでは主人公リュウよりも女性キャラクターのイラストが多い。


ちなみに『龍剣伝』シリーズのディレクターを手掛けた吉沢秀雄氏は『GAIDEN』シリーズの開発前にテクモを退社しているため、『GAIDEN』シリーズには一切関わっていない。

シリーズ作品(据え置きハード)


NINJA GAIDEN

2004年発売。Xbox専用ソフト。

ゲームとしての完成度は高いが、後の作品に比べるとシステム面で未完成な部分が多く見られる。

龍剣と対をなす暗黒剣黒龍丸の奪還と、ハヤブサの親友呉葉の仇であるドーク重鬼卿への復讐の為に「神聖ヴィゴル帝国」を駆け回るというストーリーである。

NINJA GAIDEN BLACK

2005年発売。Xbox専用ソフト。初代のアップグレード版で、カメラ操作などのシステムが追加された。XboxクラシックとしてXbox360向けに配信もされた。

NORMALで3回ゲームオーバーになるとあやねから様々な救済措置をもらえる「Ninja dog」モードを選ぶことができる。

NINJA GAIDEN Σ

2007年発売。PS3専用ソフト。初代の移植版で、グラフィックが向上している他、難易度が全体的に調整され、レイチェルが一部のステージでプレイアブルキャラクターとして操作できるようになっている。後にPSVに移植。


NINJA GAIDEN 2

2008年発売。Xbox360専用ソフト。邪神の復活を阻止するため、リュウが世界中を駆け回るというストーリーである。

当時はシリーズ最終作と銘打たれた。『GAIDEN』シリーズの生みの親である板垣伴信氏の最後の作品である。

敵の首や四肢を斬り飛ばす「欠損」と、手足を失った敵に一撃必殺のトドメ技を放つ「滅却」というシステムが導入された結果、残虐描写が前作よりも跳ね上がった為、18歳未満は購入ができなくなっている。

NINJA GAIDEN Σ2

2009年発売。PS3用に発売。『2』の移植版で、あやね、レイチェル、後述の「Dragon Sword」に登場する紅葉が一部のステージでプレイアブルキャラクターとなり、難易度もXbox360版より下げられている。初心者にオススメの1本。後にPSVに移植。


NINJA GAIDEN 3

2012年発売。PS3・Xbox360用。シリーズ初のマルチプラットフォーム。

プレイヤーキャラはリュウとオンラインモードの名もなき忍。

製作陣が大幅に入れ替わり、「刀で人を斬る」ことに軸を置いたシステムの大幅変更を行った結果、全体的にアクションの爽快感が減少し、歴代作のファンから手厳しい批判が飛び交っている。

リュウがこれまでのような完璧な超忍ではなくなり、黒幕とライバル(黒幕の実兄にして操り人形)の呪いと精神攻撃に苦しめられ、敵組織は政府機関と関わりがあるなど、ストーリーの雰囲気がこれまでと大きく違っている。

NINJA GAIDEN 3 RAZOR'S EDGE

2013年、Wii U・PS3・Xbox360向けに発売。

手厳しい批判を受けた『3』に『2』までのシステムを導入し、『3』で削除された欠損描写も復活させたリメイク作。

ストーリー面でも瀕死兵強制殺害イベントなど批判された部分を削除・改善させており、(とはいえ放置されている部分も多いため、さすがに『1』や『2』の評価には及ばないものの)『3』と比べて評価は大きく改善している。


YAIBA NINJA GAIDEN Z

2014年発売。PS3・Xbox360向け。

『ロックマン』『鬼武者』『デッドライジング』を生み出した稲船敬二氏がコンセプターとして参加した。

主人公が新キャラクターであるカミカゼ・ヤイバに変更され、アメコミ調のグラフィックの中、ゾンビを相手に戦っていくという殆ど別のゲームへと生まれ変わった(世界観は従来作品と共有しており、リュウも登場する)。

吹っ切れたほどのエロ・グロ・ナンセンスな雰囲気と、歴代作の「滅却」のようなトドメ技を複数の敵に一気に決められる「エグゼキューション」というシステム、主人公カミカゼ・ヤイバの独特な性格とストーリー後半で見せる彼なりの正義感など、本作ならではの魅力もあるのだが、世界観が大きく変わってしまったが故か、メタスコアをはじめとした各レビューサイトで、『3』をも上回る酷評を浴びてしまっており、従来作のファンからの評価も『3』以上に手厳しいものが増えている。

また、その作風からニンジャスレイヤーに似ているとも言われている。



携帯ハード

NINJA GAIDEN Dragon Sword

08年ニンテンドーDS用に発売。DS本体を縦に持ち、タッチペンでキャラクターを動かす・技を出すなどの操作をする。

ストーリーは『1』と『2』の間を描く。


NINJA GAIDEN Σ PLUS

2012年発売。PSV用ソフト。

『Σ』の移植版で、イージーモードなどが追加されている。

フレームレートは30fpsだがほとんど処理落ちせず、据え置き版とほぼ変わらない操作感で楽しめる。


NINJA GAIDEN Σ2 PLUS

2013年発売。PSV用ソフト。『Σ2』の移植版。

処理落ちと解像度の低下が目立ち、コンボ数に制限がかかるなどのシステム改悪なども加わって、据え置き版の高評価からは考えられないほどの低評価を集めてしまった。

…と言うよりも元々『2』及び『Σ2』は旧世代ハードで開発された『1』とは違い、それぞれXbox360とPlayStation 3の性能を限界レベルまで引き出して製作されたソフトなので、それらのハードとほぼ同世代の携帯機ゆえに大幅に性能が劣るVitaへの移植は無理があったのだとも捉えられる。

現在こそ良くなっているものの、TeamNINJAは本作と『3』の影響で一時期ファンから懐疑的な目を向けられてしまう事になる。


関連タグ

忍者龍剣伝 リュウ・ハヤブサ デッドオアアライブ

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