概要
パウンドとは四皇ビッグ・マムのかっての夫にしてシャーロット・シフォンとシャーロット・ローラの実父である。誕生日は8月21日(パ(8)ウ(U)→(21))。元夫というだけあって彼はビッグ・マムのことをリンリンとファーストネームで呼んでいるが、クラッカー曰く「ママに言わせりゃ過去43人の夫達など血の繋がりもない“他人”だと…!!」
人物
数十年前、シャーロット・リンリンがシフォンとローラを産んだ後、用済みと言われて彼女に捨てられた。王冠を被っていたことから当時は王族だったのかもしれない。
ルフィ達が誘惑の森を訪れた時は、彼は地面に埋まっていた。彼曰く好きで埋まっているとのことだが、そこに至るまでの経緯は不明。
ルフィ達には情報と引き換えに持ってきてくれるという美味しいアップルジュースのために喋る植物や動物(ホーミーズ)の正体やビッグ・マムの能力、万国の成り立ちなど重要な情報を話してしまう。
しかし、その情報漏洩をクラッカーに聞かれてしまい、彼の逆鱗に触れ穴から引きずり出され殺されかける。絶体絶命かと思いきや、その窮地をルフィに救われた。
ルフィとクラッカーの11時間に渡る戦闘では一人その場を逃げ、闘いが終わった後に合流した。「いやーすまないのよね逃げてて」「どうせ負けると思って!!」
その後はルフィ達にビッグ・マムの危険性を伝えた後、ルフィ達と別れる。そのままフェードアウトするかに思われたが、海の上でプリンの持つ絨毯(ラビヤン)で空を飛んでいるシフォンを目撃する
その後はシフォンを追ってカカオ島までやって来る。生まれた時に一度会ったきりであったが、それでも成長した姿を一瞬見ただけで娘だと理解出来るのは彼の愛ゆえであろう。
しかし、お菓子工場の前で騒ぎを立てたせいでオーブンから暴行を受ける。一度は暴行を受けたことで工場前から退いた彼だが、娘のシフォンが反逆者として処刑されるのを見たことで再びオーブンの前に飛び出す。「今助ける!! 娘よ!!」
その場ではサンジの誰にも気づかれねェ速度による蹴りのアシストのおかげで、オーブンを殴り飛ばし、シフォンを救うことに成功する。ただ吹き飛ばされたオーブン本人にはパウンド一人で殴り飛ばしたわけではないことが見え見えであり、「てめェなわけねェだろ!!!」と彼の能力の燃える拳で殴られることとなった。
そして再び彼は娘の為に体を張る。オーブンが熱海温泉という海を煮える技を使い、シフォン達をベッジの船ごと海に落とそうとしたのだ。このままではシフォンが危ないと察し、彼は能力を使っているオーブンをこん棒のようなもので後ろから殴り海に突き落とそうとする。オーブンを海に突き落とすのには失敗したもののシフォン達を一時オーブンの標的から外し、彼らを逃がすことに成功する。
しかしそれは、自分が標的となりオーブンに狙われることを意味する。戦闘員ではない彼が真正面から戦ってオーブンに勝てるわけもない。シフォンとその夫のベッジと彼らの息子のペッツを遠目で見守りながら大人しく粛清を受ける。彼は粛清の間際ネクタイをただし、娘に遅くなった結婚祝いを述べた。
「結婚おめでとう!!」