CV:小野坂昌也
概要
※『妖怪ウォッチ』での彼自身についてはミツマタノヅチを参照。
その妖怪然とした異形と最初のボス妖怪という事で、それなりにユーザーの印象にも残っていた彼だが、なんと30年後の新世代を描く『妖怪ウォッチシャドウサイド』では、天野ナツメのパートナー妖怪として抜擢された(シャドウサイドでのジバニャンはそのポジションからは一歩引いているが、呼び出される頻度は高い)。
本来の姿である"シャドウサイド"はより凶悪な風貌になっているが、30年の間にアクティブな人型の妖怪や正義のヒーローに憧れるようになった結果、"ライトサイド"では「ミッチー」と自称するアメコミヒーローの様な姿となり、自分の事も「ワレ」から「私」と言うようになる。
ライトサイドでも三つの首の特徴は残っており、よく見ると両肩のプロテクターが目のない首になっている。
『映画妖怪ウォッチシャドウサイド鬼王の復活』にて、妖怪ウォッチの力で自分を打ち倒したナツメを気に入ったらしく、その後は彼女を守り続ける事を決めている。当のナツメからは煙たがれ雑に扱われがちだが、めげない。
目から放つ怪光線で対象を石化させるという新たな能力も身に着けているが、他の妖怪達が起こしている劇的なパワーインフレに若干取り残されている節があり、劇中ではどちらの姿でもあっさりとやられてばかりであった(30年前のジバニャン以下とすら見える描写もある)。しかも呼んでいないのに「ボランティア」と称して登場する。
シャドウサイドおよび強化フォームはそれなりに強いようであるが、相手が常に格上なためかライトサイド同様にあっさりとやられており、完全にギャグ要員となっている。
とはいえ元はボス妖怪だけあって巨体に恥じぬ頑丈さを誇り、第13話ではシャドウサイドのジバニャンを一撃で倒した幻獣・朱雀の攻撃に耐えぬいて善戦した(でも結局は敗れる)。さらにその巨体を生かして、第15話では幻魔・弁慶と力比べをしていた窯ドウ魔を背後から飛び乗って押し潰して、不意打ちとはいえようやく初勝利を飾った。
映画の漫画版では妖怪のイメージとして一コマに登場したのみで、ケースケを主役とした連載版では度々ナツメにつきまとって「キモイ」と言われていた。
また妖魔界の事を喋り過ぎるという理由でウィスパーを石化させてしまった上、石化したウィスパーの上に座って破壊してしまう。
強化フォーム
第14話にて、「ハイパーミッチー」という強化フォームが披露された。プロテクターを蒸着した姿となっている。
シャドウサイドでは「ミツマタギドラ」となる。
なお、強化フォームになるとアークの絵柄が変化する。
第14話では、怪物化したフクロウ(真魔軍神フクロウ)をひるませるほど強化されるが、短い間しか強化状態になれないうえ、余計な説明を付け加えるせいで時間を無駄にして、すぐ元に戻ってしまった事により敗北。
以降のエピソードでも度々披露しているが、実力が発揮できていない。