冬海卓

ふゆかいすぐる

冬海卓とは、『イナズマイレブン』シリーズのキャラクター。

概要

雷門中の教師でサッカー部の顧問兼監督。実際は大会での同伴の様な存在であり、サッカーに対して消極的なため部員からはそれ程慕われていない。

一方で帝国学園のスパイとして悪事を働いていた。

（アニメ121話の回想で、円堂が入学していた時から既に在籍していたため、影山に買収されてスパイになったものと思われる。）

フットボールフロンティア地区予選決勝戦前にバスのブレーキに細工を施し、雷門イレブンを事故で欠場させようとするが、同じく帝国のスパイであった土門飛鳥の密告でスパイであることをバラされたため、学校を去った。

その後影山に切り捨てられ、ゲームでは商店街の裏路地で酔い潰れる、アニメでは制裁に怯え、身を隠しながら人目を避ける生活を送り、後に警察に保護されて影山のさらなる計画について告発する。

10年後ではまさかの雷門中の校長として再登場した。

しかし、新理事長と共にほとんど出番は無いと言っていいほどで、フィフスセクター解体後の『イナズマイレブンGOクロノ・ストーン』では前校長であった火来伸蔵が再び就いたため、その後の消息はどうなったかは明らかとなっていない。

『イナズマイレブンGOギャラクシー』のゲーム内では選手として使用可能。

2期以降分岐した1年後のパラレルワールドの本作では伊那国中の校長を務めている。

現在の少年サッカーにおける重要な「スポンサー」がサッカー部に付いてないことで強制的に廃部を決め、サッカーグラウンド撤去を工事会社に発注した。部員に対しても冷淡な応答をとってはいるが、雷門中へ転入してフットボールフロンティアで1勝すればサッカーを続けられると提案を持ちかける。

実は予め、伝手があった雷門中に部員の受け入れの了承を得たことで、部員らが転入を決心するのを見越して、かねてよりお膳立てをしていたことが明らかとなる（アニメージュ6月号Q&Aより）。これまで伊那国中は公式大会や本土で試合をしていないこともあってか、表面上は冷めているが彼なりの配慮があった模様。

全国大会決勝・雷門中対王帝月ノ宮中戦では火来校長、「木枯らし荘」管理人の風秋ヨネと共に観戦している。