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海の古強者は死せずの編集履歴

2018-10-21 00:43:17 バージョン

海の古強者は死せず

うみのふるつわものはしせず

――Old Navy Never Die.2度の原爆に耐えた米戦艦「ニューヨーク」に書かれていた落書き。pixivでは「戦艦長門」、もしくはこれをモチーフにしたキャラクターのイラストに付けられる事が多い

アメリカ合衆国戦後ビキニ環礁で行った核実験クロスロード作戦』で生き残った米戦艦「ニューヨーク」に書かれていたという逸話。

実験の目的は主に艦船に対する核兵器の威力検証であり、集められた艦艇数は70隻を越える。

なお、その中には、枢軸国から徴収された戦艦「長門」巡洋艦「プリンツ・ユージン」こと「プリンツ・オイゲン」「酒匂」も参加していた。



1946年7月1日

第一(空中爆発)実験エイブル作戦実施。

このときの実験で酒匂は轟沈。

長門及びプリンツ・ユージンはまだ健在。



1946年7月25日

第二(水中爆発)実験ベーカー作戦実施。

実験後、米軍調査隊の見たニューヨークの船体には、このように書かれていたという……

――Old Navy Never Die.(海の古強者は死せず)

その後、ニューヨークは、クェゼリンへと曳航され、残存放射能の調査後、再び標的艦となって沈められたという。


また、この実験の4日後長門が誰にも悟られず7月28日深夜~29日未明に沈んだことから、長門の元艦長夫人は「幾万もの英霊たちが水底をささえているのですよ」というコメントを残している。


真相

実際はクロスロード作戦で標的艦となったが最後まで沈まなかった米戦艦「ニューヨーク」のことを"Old Sailors Never Die"と評したという逸話と上記の長門のエピソードが混同されたものである。他にも生き残っている艦がおり、プリンツ・オイゲンは今でもクェゼリン諸島で座礁している。

長門はベイカー実験において、誘爆実験として甲板上に機雷を括り付けられ、傾斜復元のためとはいえ船体に穴まであけられた状態であり、相当過酷であったことからその説が真偽の域を出ないにしても、ニューヨークの方が古参で米艦、しかも状態はニューヨークより長門が劣悪だと考えると……ということである。


現在

長門沈没地点はダイビングスポットとなっている。

放射線の影響のため艦体に触れる事は許可されていない。

だが沈没状態とはいえビッグ7の中で現存しているのは長門だけである。


関連タグ

戦艦長門 クロスロード作戦

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