概要
嫌われ者である悪役貴族「ユーゴ・クレイ」に転生した青年『呉井雄悟』が転生した世界で遭遇する怪物の総称。間違っても魔怪獣ではないので注意。
ユーゴの転生先は魔法や魔物が普通に存在する世界なのだが、その中でも魔鎧獣は危険な部類にカテゴライズされており、死んだ魔物の魂が他の魔物に取り憑くことで誕生する。
ヒロインのメルト・エペ曰く「魔物を鎧として纏う害獣」を略したもので、実質的に二種類の魔物が混ざっているのもあって撃破するには相応の実力が必要となる。
ゼノン・アッシュからすればゲーム『ルミナス・ヒストリー』に登場するエネミーに該当し、本来なら自分を引き立てるためのレベリング程度の相手にしかならない。
しかし、ユーゴの転生を切っ掛けに人間が魔鎧獣へと変貌する事件が多発するようになり、転生者を送り込んだ黒幕の手によって様々な魔鎧獣が登場する。
ニチアサで例えるなら今週の怪人枠であり、魔物同士が混ざった本来の形式とは別ベクトルの悪意と禍々しい姿を持つ。
人間×魔物
初めて確認されたケースであり人間ベースの魔鎧獣の基本に当たり、主に蟹の鋏や巨人の槌など魔物の残骸及び所持品を媒介に変貌する。
魔物の本能や負の感情に支配されやすい欠点こそあるが、人間側の人格がメインとなるため必要なら理性的な立ち回りも可能とするなど決して侮れない。
人間×クリアプレート
ウインドアイランド編に登場する魔鎧獣。
特殊な素材と技術によって改良された四角いプレート『クリアプレート』を人体に差し込むことで変異する。
A~Zの対応するアルファベットから始まる単語を形取った怪人の姿となり、往来の魔鎧獣にはないトリッキーな能力へと覚醒する。
クリアプレート
黒幕側の手で製造された二十六枚存在するプレート型アイテム。
刻まれた文字から始まる言葉に由来した姿と能力を使用者に与え、プレート自身が最も引き出せる者と引き合う性質を併せ持つ。
クリアプレートに特定の記録はなく、同じアルファベットでも全く異なる。例えば「F」と刻まれたプレートなら「Fire」か「Flare」、「Flash」と手に取った人間のイメージによって姿形も完全に変わる。
人間×魔物×武器
最新話で登場した新たなケース。
人間ベースの魔鎧獣に+αを施しており、更に改造を施すことで魔物の能力とは異なる武装や魔法の展開が可能となっている。
関連タグ
ドーパント ゾディアーツ 融合進化態ロイミュード∶元ネタと思われるニチアサ枠の怪人たち。