概要
3Dアクションゲームで『スーパーマリオ64』の続編に当たる。基本的な操作は前作とほぼ同じだが、今作はオヤ・マー博士が発明した『ポンプ』を仲間にし、水を駆使したポンプアクションが中心となっている。
ゲームの流れは、島中のラクガキを綺麗にし、シャインを取り戻すことが目的。シャインは全部で120個存在する。
南国が舞台である為、マリオやピーチが半袖やノースリーブであったりと、キャラクターの普段なかなか見られない姿を見ることが出来る。
本作はゲーム中にムービーが挿入され、ムービーではキャラクター達(マリオ以外)が英語ボイスで喋り、同時に日本語字幕が表示される。
ストーリー
南国の島「ドルピック島」へとバカンスにやって来たマリオ一行。
しかし、マリオ達が乗る飛行機が空港に着陸しようとすると、謎の泥とそこから発生したモンスターによって滑走路が陥没していた為に飛行機は着陸を失敗、あわや大事故になりかける。
この謎の泥や落書きによる危険な怪現象は島のあちこちで発生しており、さらにこの汚れが原因でドルピック島の光の象徴である「シャイン」が大量に消えてしまい、島は薄暗くなってしまっていた。
空港のモンスターはマリオが空港で発見した事で助力してくれたポンプとの共闘で退治し、それによって滑走路の陥没も元に戻ったのの、この事件の犯人は何とマリオが起こしたものとされており、しかも島のあちこちでマリオそっくりの人物が目撃されていた為にマリオはたちまち犯罪者として逮捕されてしまう。
後日の裁判でもピーチ姫やキノじいの抗議も虚しくマリオは有罪となってしまい、島の汚れ全てを落とすまではキノコ王国に帰国できなくなる。
犯罪者の濡れ衣を着せられてしまったマリオは、事件の解決及び身の潔白を証明する為、新たな相棒ポンプと共に事件の調査に乗り出す。
登場キャラクター
おなじみのスーパースター。
ドルピック島へバカンスに来たつもりが突如犯罪者となってしまい、無実の証明と真犯人発見を果たすべく事件解決に挑む。
オヤ・マー博士開発のマシンで、本作におけるマリオの新たな相棒。
機械でありながら明確な自我を持ち、アクション面のサポートだけでなくあらゆる場所でマリオに助言をする。
シリーズおなじみのヒロイン。
飛行機の中で流されていたドルピック島の宣伝用ビデオにマリオらしき不審人物の影が映りこんでいた事に気付いていたが、当のマリオ達に伝えようにもバカンスムード丸出しの彼らに伝わる事はなかった。
キノコ王国の大臣。
ピーチ姫の付き人としてやって来たが、彼も飛行機の中で完全にバカンスムード丸出しとなってしまっていたのでピーチ姫の警告に気付かなかった。
ドルピック島のあらゆる場所にラクガキをし続けるマリオそっくりの人物。
その目的や素性は謎に包まれているが……?
ドルピック島に住む種族の一つ。
大柄な見た目から分かるように力持ちで、マリオを空高く投げ飛ばす腕力を持つ。
島の住民の大半はこの種族が占めている。
ドルピック島に住む種族の一つ。モンテ族と共生している。
海から生まれた種族で、モンテ族よりも小柄。
背中に巻貝を背負っており、危険を感じると貝の中に隠れる。
ゲームシステム
基本的な流れ
ドルピックタウンから様々なステージに進入し、本作では前作のスターに該当する重要アイテム「シャイン」を集める事となる。
シャインはステージのエピソードクリアやコイン100枚回収の他、青コインをシャインに交換するなどの方法で手に入る。
入手できる数は前作と同じ120枚。
シャインを集めていくと新たなステージへの入口が現れるなど、ストーリーが進行していく。
アクション
マリオ64の続編という事もあって、アクション面においては前作の動きをベースにしている。
また、ポンプを扱った新アクションも多数存在し、ギミックやトラップなどはポンプを用いたアクションで乗り越えなければならないのは必然となってくる。