概要
イリア傭兵騎士団の長にしてイリア南部のエデッサを治めるエデッサ城主。
傭兵としてのプライドや死生観を持つ冷静な将軍であり、将軍として何人ものイリア騎士達を育てては殉職した彼らからの最後の手紙を受け取っている。それでも戦いになれば敵味方に分かれて仲間や兄弟と殺し合い、他国から冷たい目を向けられるイリア兵の生き様を、「戦いなくして、イリアは生きられん」と目をそらすことなく受け止め、今日も城主みずから戦いの中で生き続ける。
ちなみに生まれたばかりの一人娘がいるが、戦い続きでずっと各地を転戦している関係からまだ顔も見ていない。
ゲーム中ではベルンの侵攻によりオスティア侯ヘクトルに雇われていたところをオスティアの内乱に巻き込まれ、反乱軍率いるレイガンスに高額の契約金で寝返るよう誘いを受けるもイリア騎士の誓いから断固拒否し、ヘクトルの遺志を継ぐロイ率いるリキア同盟軍に助勢した。
妻であるユーノとはかつてエトルリアの戦場で敵として出会い、和平交渉をするうちに深い関係になった。結婚式では妻の妹らが式の手配から食事の準備まで進めてくれており、そのことからティトとシャニーの二人にはとても感謝している。ただ会話の上ではそのシャニーに振り回されたり、ユーノが参戦することに慌てふためくなど、戦闘以外では人間味のある一面も垣間見せている。20章B(イリア)での彼とユーノの会話から推察するに、もしかすると天馬騎士の格好にフェティシズムを感じているのかもしれない。まあ奥さん美人だからね、しょうがないね。
動乱の後、イリア王国を建国、初代国王となる。
ユニットとして
- 作物が実らない国の出身で満足に栄養が摂れていないからか、マーカス同様、第2のジェイガンと言ってもいい能力と成長率。これでも熟練者タイプの成長となった烈火の剣のマーカス(40代)より若い30代である。
- マーカスと比べると幸運が低く、命中・回避にやや難があるが、武器レベルが高く、守備はあるので登場章のドラゴンナイトとの戦闘で用いるのは有り。最初からハンマー等特効のある斧を装備できるので、アーマーがうじゃうじゃ登場する次マップでワンポイントとして起用も可能(もっとも闘技場を使ってソシアルナイト達を育てていた場合、いらない子になってしまうが…)。
- パラディンはパラディンなので、扱いとしては機動力を活かしたバケツリレーや歩兵の救出が妥当か。
- イリアルートでは彼と妻のユーノの生存が神将器「マルテ」入手の条件となっているため、要注意。