概要
イリア傭兵騎士団の長にしてイリア南部のエデッサを治めるエデッサ城主。
傭兵としてのプライドや死生観を持つ冷静な将軍であり、将軍として何人ものイリア騎士達を育てては殉職した彼らからの最後の手紙を受け取っている。それでも戦いになれば敵味方に分かれて仲間や兄弟と殺し合い、他国から冷たい目を向けられるイリア兵の生き様を、「戦いなくしてイリアは生きられん」と目をそらすことなく受け止め、今日も城主みずから戦いの中で生き続ける。
ちなみに生まれたばかりの一人娘がいるが、戦い続きでずっと各地を転戦している関係からまだ顔も見ていない。
ゲーム中ではベルンの侵攻によりオスティア侯ヘクトルに雇われていたところをオスティアの内乱に巻き込まれ、反乱軍率いるレイガンスに高額の契約金で寝返るよう誘いを受けるもイリア騎士の誓いから断固拒否し、ヘクトルの遺志を継ぐロイ率いるリキア同盟軍に助勢した。
加入章は難関の一つとして知られる7章であり、特にハードモードでは説得のために自軍に被害が出るような事態も珍しくない。と言ってもトレックよりはずっと初期値が高いので、放っておいてもしばらくは生き延びていてくれる。
妻であるユーノとはかつてエトルリアの戦場で敵として出会い、和平交渉をきっかけに深い関係になった。結婚式では妻の妹らが式の手配から食事の準備まで進めてくれており、そのことからティトとシャニーの二人にはとても感謝している。
そのシャニーに振り回されたり、ユーノが参戦することに慌てふためくなど、何かと天馬騎士に惑わされる人生を送っているようである。
ベルン動乱の後は、イリア王国を建国、初代国王となる。
ユニットとして
- 初期上級職加入のパラディンらしく、マーカスに続く第2のジェイガンポジションと言うべき初期値と成長率。
- マーカスと比べると、技と幸運の初期値で劣り、命中・回避にやや難がある。それ以外の初期値はこちらの方が若干高く、武器レベルでも勝っている。特効のあるハンマーなどをすぐに装備できるのが強み。
- 成長率もマーカスと概ね同等だが、守備だけは下級職加入のユニットを含めても上位に入る30%を誇る(主人公ロイの25%よりも高い)。ただしレベルアップ回数の関係でそこまで硬くはなれず、薄幸なために必殺が怖いので、壁を務めるには不安もある。
- 戦闘で活躍できない場合でも、パラディンの機動力と救出力を活かして味方を運搬できる。加入章でもトレックを説得しつつ救出などの芸当が可能。
- イリアルートでは彼と妻のユーノの生存が神将器「マルテ」入手の条件の一つとなっているため要注意。
ヒーローズ
花婿の誓い ゼロット
属性 | 緑 |
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兵種 | 斧/騎馬 |
武器 | 結婚式の燭台+ |
奥義 | 華炎 |
A | 攻撃守備の密集3 |
C | 攻撃の大紋章2 |
2021年の5月に戦渦の連戦報酬として登場。
結婚式の燭台は周囲2マス以内に味方がいると、自身とその仲間は戦闘中に攻撃、守備を+4する。
守備が高めなので近くの味方を守る壁役とするのが最適。
余談
担当声優のてらそままさき氏は覚醒でバジーリオを、風花雪月でタレスなどを演じている。ヒーローズの声優は初になる。
妻のユーノを演じる田中敦子氏は同じ覚醒でフラヴィアを演じており、フェリアの東西の王というつながりがある。