オオツノジカ

おおつのじか

哺乳類偶蹄目シカ科に属する大昔のシカの仲間。

概要

別名：メガロケロス、オオツノシカ、アイリッシュエルク(ギガンテウスオオツノジカとも)。

亜種：ヤベオオツノジカ（同科別属）

肩高：約1.8m。

食べ物は木の葉。

生息年代は更新世後期。

イギリス、ドイツ、日本の森林~疎らな林に生息。

最大の角を持つ、大型のシカ仲間。

角の左右の広がりは3mにもなり、両方の角を合わせると、45㎏もある。

重い角を支えるため、首や背中の筋肉が発達している。

日本にいた別種ヤベオオツノジカの角はだいぶ小ぶり。

ナウマンゾウやマンモスなど、数多くの古生物とともに、人類との接触が元凶で滅んだとされる。ヤベオオツノジカはオオヤマネコと共に縄文時代まで生存していた。

また、以前は、角のためにかなりのカルシウムを必要とするため、気候変動による植生の変動にも弱かったのでは？という意見もあったが、最近になって角は絶滅に関係なかったという調査結果が発表された。

※オオツノヒツジは全く別の動物。

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