概要
#40に登場したギャングラー怪人のジュゴーン・マナッティ。彼の犯罪技『心配の呪言』は目から相手を極度の心配症にする怪光線を発射すると言う物。
急にサボタージュが目立ち始めた魁利の事が気になり、尾行する透真と初美花と偶然遭遇したジュゴーンは変身した2人と交戦。自身の持つスピアヘッドのルパンコレクション「水の上の煙~La fumée sur l’eau~」の力で霧による煙幕を張って視界を遮り自身の犯罪技を2人に当ててそのまま逃走。
最初はジュレのガスの元栓やドアの鍵をちゃんと締めたかどうかと言う些細な物だったが、どんどんと不安感が膨れ上がり、翌日ノエルを加えて再び魁利を尾行した際、2人の心配症(と言うより被害妄想)はエスカレートしていく事になる。
そして魁利がファミレスで1人食事をしている様子を見て、透真が抱いた心配事こそ「レストランのハンバーグが美味しすぎて何度もおかわりし、全部のメニューを平らげて満腹で動けなくなったところ、なぜか飛んできたキツツキが激突して爆死するのでは」という物であった。
更に透真と初美花は魁利が本屋にいた所を見て、「本屋で手が触れ合って、ふと見ると離婚した元嫁 (※この前に初美花の心配事で「女性と意気投合してスピード結婚するも鬼嫁と化した彼女と離婚」という話が登場) でしかも彼女は悪の組織のスナイパーで魁利を抹殺しようと襲撃。逃走した先のレストランで安心感から大量に食べ過ぎて動けなくなり、なぜか飛んできたキツツキが激突して爆死するのでは」とまたしてもキツツキという、流石にここまで来ると本当に心配性の人でもそこまでは考えない様なあらぬ事まで考えてしまう。
ノエルも少し呆れ気味だった。
ちなみにこの後グッドストライカーがジュゴーンの居場所を知らせに来るのだが、よりにもよって彼をキツツキと勘違いした透真と初美花は「キツツキぃ!」「よくも魁利を!」と怒りの形相でグッドストライカーに銃を向ける。
ここまでくると(キツツキとグッドストライカーに対する)立派な濡れ衣である。
結局、透真がなぜ「キツツキが突然飛んできて腹に激突する」などという突飛にも程があるシチュエーションを本気で心配していたのかは最後まで明かされなかった。
普通そんな出来事は思いつくことすら難しいはずなのだが……。
これこそ予想の斜め上を行く展開と言えるだろう。
関連タグ
快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー ジュゴーン・マナッティ
ペッカー・ツエッペリン・・・キツツキモチーフのギャングラー怪人。本エピソードとは特に関係はないが、爆弾を製造したくさんの人間を「爆死」させようとしており、このキーワードだけなぜか一致している。