CV/深居みさ
概要
アニメ『セーラームーンS』最終回「戦士の自覚! 強さは純な心の中に」登場。
ファラオ90の死と共に崩壊した無限学園の跡地に1つだけ残された瀕死のダイモーンの卵が、たまたま無事だったダイモーン製造機レンジに寄生して誕生したデス・バスターズの残党にして最後のダイモーン。
事実上『セーラームーンS』のラスボス的存在で、組織が壊滅している事自体を認識していないらしく、ただ刷り込みで植え付けられた(と思われる)“ピュアな心を集める”という使命を実行する為に自力でピュアな心収集装置を作り上げ、既にその使命が無意味である事すら気づかないままに街中から無差別にピュアな心の結晶を奪い取っていた。
ダイーンの出現に気付いたセーラー戦士たちを恐怖のオール・レンジ攻撃ゲ迎え撃ち、セーラームーンが先の戦いで聖杯を失い、スーパーセーラームーンに変身出来なくなっていた事もあって彼女たちを圧倒するが、最後は『ムーン・スパイラル・ハート・アタック』を受け浄化され消滅。
これを持ってデス・バスターズは完全に滅び去った。
なりそこない
アニメ『美少女戦士セーラームーンS』第35話(アニメ通算124話)「迫り来る闇の恐怖! 苦戦の8戦士」に登場。
ミストレス9が完全に覚醒するまでの時間稼ぎ及び無限学園防衛の為に土萌教授が量産して大量に作り置きしていたダイモーンの卵より誕生したダイモーンの失敗作たち(らしい)。
ちなみに劇中ではこの名称は呼称されておらず、なかよしメディアブックス「美少女戦士セーラームーンS Ⅱ」で初めてこの名称が発覚した。
見た目的には目印であるデス・バスターズのシンボルマークである黒い星のマークが無い不定形の赤いスライム状の女性の怪物で、前作に登場したドロイド・[ジャーマネン]]にそっくりな外見をしており、その不定形のプリンのような体の特性を生かして相手に巻き付いて絞め上げたり、遠くの敵に噛みついたりするなどの攻撃で襲いかかる戦法を得意としている。
また、一体一体が合体融合する事で生きたバリヤーとして展開する事もでき、バリヤーを拡大して周囲のものを取り込むこともできる模様。
なお、個々の戦闘能力自体は低いが圧倒的な物量を誇っている為、それを活かした人海戦術によりセーラー戦士たちを窮地に追い込んでいた。
最終的にはファラオ90の敗北と同時に崩壊した無限学園と共に運命を共にしたと思われるが、その中でたった1つだけ生き残っていた羽化していない“ダイモーンの卵”が残されており、その卵から上述している最後のダイモーン・レンジーが誕生する事となる。