ヨナ・バシュタ(機動戦士ガンダムNT)
よなばしゅた
ヨナ・バシュタは、劇場版アニメ『機動戦士ガンダムNT』に登場する、三人の主人公の内の一人である。アニメ化に伴い、小説『不死鳥狩り』から設定改編を受けた。
……無いよ、そんなの
CV:(8歳時)中村文徳、(15、25歳時)榎木淳弥
概要
ミシェル・ルオ、リタ・ベルナルとは幼馴染であり、幼少期にオーストラリアでコロニー落としからミシェルやリタと共に生還し、「奇跡の子供たち」と呼ばれた過去を持つ。
その後はリタ達と共にティターンズが管理するニュータイプ研究所に送られ、数奇な運命のいたずらによりリタのみが「本物のニュータイプ」と判断されて引き離され、ヨナはミシェルと共に研究所を去る。その後は、それまでの経歴を抹消された身で、改めて地球連邦軍の士官学校に入学し、尉官(少尉)となっている。
宇宙世紀0097年、ミシェルが立案した計画にのり、ルオ商会の後ろ盾で、連邦軍参謀本部直轄の『不死鳥狩り』作戦に「増援」という名目で参加する。
ーー協定違反兵器である、ナラティブガンダムを伴って。
パイロットとして
純粋な操縦技術はシェザール隊からは「中の上」程度と見られている。
何より致命的なのは、『敵機の撃墜』(=戦場での自己防衛、殺人ではない)に未だ心理的抵抗を残している点であり、ルオ商会によるマーサ・ビスト・カーバイン拉致作戦では、ディジェ隊長機から「下がれ」とまで命を受けている。
いわんや、連邦軍参謀本部特命を受けて『不死鳥狩り』作戦に臨んでいる「シェザール隊」パイロット達との技量差をや、である。
ナラティブガンダム搭乗時には、サイコフレームが内蔵されたサイコスーツを着用する。
現状ではニュータイプの“素養”を有しているかは不明だが、ニュータイプ研究所に被験者として在籍していた過去から、強化人間として一定の『調整』を受けている可能性が高い。