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ミハイル・ロア・バルダムヨォンの編集履歴

2011-07-02 11:41:55 バージョン

ミハイル・ロア・バルダムヨォン

みはいるろあばるだむよぉん

TYPE-MOONのビジュアルノベルス『月姫』に登場するキャラクター。 吸血鬼ルートのラスボスであり、物語の混沌の根源。 元死徒二十七祖の番数外であったが、諸々の暴挙がたたって抹殺される。 しかし、「転生の法」を身に付け現世にとどまり続け、あらゆる悪因をばら撒き続けている。

概要

 月姫の物語内において、一連の事件の真の黒幕であり、アルクェイドシエルの怨敵たる存在。

 通称は「無限転生者」、「アカシャの蛇」

 もとは「聖堂教会」の先駆となる組織の設立者となった司祭であり、カバラ系魔術を操る魔術師であったただの人間。しかし、ネロ・カオスと同じく永遠を探求した末に『転生の法』と呼ばれる外法(外道の法術、暗黙の内に伏せられている禁術)を編み出すに至る。

 そのために人間では限界だと考えて、アルクェイドを姦計に陥れて自らの血を吸わせ、彼女の眷属の死徒(吸血鬼)となることに成功。その後は「親」(死徒にとっての師、もしく主人)が最強の真祖であったおかげか、一気に頭角を現し、死徒二十七祖の序列に加わるまでに至った。ただ、欲望に忠実すぎる性格ゆえに、他の二十七祖からは品位がないと軽蔑視されており、番外位扱いされている。

 他の封印された二十七祖の一派を吸収ながらその勢力を拡大、一時はアルトルージュすら退けるほどだったが、聖堂教会と共同戦線を張ったアルクェイドによって抹殺される。しかし、すでに『転生の法』は完成し、その後、十八代にもわたって転生を繰り返して存在し続けることとなる。

 最後に転生したのは遠野志貴の義兄である遠野四季、その前がシエルと、物語全体に強い影響力を持ち、また弓塚さつきを吸血鬼にしたのも彼である。

 四季としての記述は別項にて取り上げる。→こちら

 最終的には志貴によって完全に滅せられた。


 しかし、タタリの影響によって『MBAA』にて一時的に復活をとげ、自らを抹殺した人物たちに礼参りをしはじめる。


性格

 転生するごとに容姿・性格・性別はすべて変化がするため、一定したた形態はない。転生先でロアが目覚めるまでには時間差が存在し、それまでは育った環境による性格になり、ロアとしての人格が目覚めると例にもれず凶悪な殺人鬼と化す

 初代ロアは、理知的で穏やかな人柄ながら、根は冷酷で徹底した利己主義者だったらしい。

 後日談である『MBAA』に登場したときには、慇懃無礼であるが粗野で、欲望に忠実という混濁した性格をしていた。勝利演出時に初代に変身することがあり、性格はこちらが割と初代に近いのかもしれない。


容姿

 性格の項でふれたように、一定したものはない。

 初代は癖のあるやや長い金髪に紺色の司祭服を着用し、眼鏡をかけた姿をしていた。『MBAA』に登場した際には十八代目の表の姿として登場し、癖のある長い黒髪に色白の肌、そしてに薄手のフード付きパーカーに黒いズボンという盟友とどっこいどっこいな姿で登場した。

 なお、十七代目のときも女性であったにもかかわらず裸に魔術師のマントという姿をしていた。

 あんたは一体なんなんだ。

 

能力

『転生の法』

 ロア最大の能力であり、死した後にも魂だけを現世に残して別の肉体に生まれ変わることができるという術式。これを用いることで、たとえ肉体的な死が訪れても、精神や知識だけは失うことなく保持できるようになる。

 ただし、転生先は自身の組みこんだ術式の適応条件に合致ところへ自動的に決定されるため、性別や生育環境などの境遇は選べない。また自身の人格が再発するまでに数年単位の時間差が存在し、即転生成功とはならない。

 そして、これは当人も予想していなかったであろう副作用で、転生を繰り返すたびに初代の人格が擦り減っていき、ただの現世に彷徨う順わぬ魂となり果てる危険性をはらんでいた。


魔術

 もとはキリスト教の信徒であり、魔術のスタイルは蒼崎青子が用いる省略法(ノタリコン)と同じカバラ系列の内の一つ"数秘法(ゲマトリア)"。

その性能はかなりどころか相当強力なもので「あったらしい」。……というのも、初代以上のポテンシャルを引き出せた転生先はなく、唯一、十七代目のみがそれに肉薄していたという。

 固有結界『オーバーロード』を使用することも可能……だが、これがまともに登場したのは『MBAA』になってから


その他


薄すぎた影…

 とくにかく公式でもその影の薄さゆえにネタキャラ化が進行している

 そもそもデビュー作でさえ「ロア」ではなく「四季」として登場しているため、彼の出番そのものが少ないうえに、その事を引っ張られて正統続編である歌月十夜では一般学生の「ロア助」というギャグ用のチョイキャラ扱い。公式人気投票では、ラスボスであるにもかかわらず得票数0という有様だった。

 そして復活を果たした『MBAA』では、自身のルート以外では完全なイロモノ扱い(さつきに至っては自身の死徒の「親」とすら気付かなかった挙句路地裏同盟に誘う)と、とことんネタにされている。


まあ、自身のねぐらがグレートキャッツヴィレッジ(ネコアルク達の住処/略してGCV)の近所であり、ネコアルク自身も「(GCVの)常連になればなるほどメインシナリオから見放される~」「アタシに構ってると、あのツンデレみたいに路地裏同盟行きですよ?」と言っているので…まあ、お察しください


メルティブラッドでの性能

 遠野四季として転生したときに使用していた雷の魔術を主体とした、飛び道具中心の中距離ファイターで。

 全体的なクセが強くトリッキーで、飛び道具は豊富であるが、飛距離はいまいちであり、どのスタイルでもどこかしらに大きな穴のあるため、扱いづらい上級者仕様となっている。

 ただ、キャラの相性によっては相手の行動を封殺出来るため、一概に弱いわけではない。

 アークドライブは数秘紋を用いて相手に強烈な落雷を撃つ『天の崩雷』、ラストアークは自身の数秘法を固有結界「オーバーロード」で強化して反撃する『空洞航路・十七転生』。


関連項目

TYPE-MOON 月姫 メルブラ

遠野志貴 アルクェイド・ブリュンスタッド シエル先輩 琥珀さん 弓塚さつき

ネロ・カオス 七夜志貴 死徒二十七祖

ラスボス 路地裏同盟

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