「吾(われ)は面影糸を巣と張る蜘蛛。 ———ようこそ、この素晴らしき惨殺空間へ。」
概要
CV:野島健児(メルブラ)、小林由美子(カニファン・幼少期) / 金本涼輔(月姫リメイク)、藤原夏海(月姫リメイク・幼少期)
初出は『歌月十夜』だが、もっぱら『MELTY BLOOD』での活躍が目立つ。
ここでは主にMELTY BLOODでの彼について簡単に説明する。
- 記事中の表記は「遠野志貴」を「志貴」、「七夜志貴」を「七夜」とする。
実際にファンの間などでも、このような呼称で区別している事が多い様子。
志貴の精神に潜む【退魔衝動】が押えつけられ歪められ、殺人鬼として誤解され七夜が生まれた。志貴が幼い頃覚え、今は忘れている七夜の体術を使用できる。
殺人鬼だが彼なりの矜持と美学がある。
格闘ゲームMELTY BLOODシリーズにも登場するものは、ワラキアやレンの能力が具現化させた存在であり、志貴と同一人物だが、厳密には志貴ではない。
またよく勘違いされるが志貴の反転した二重人格の側面でもないし、実際の志貴の幼少期である七夜がこのような性格だったわけでもない。
七夜の発生原因自体は志貴自身の殺人衝動に飲まれた自分という可能性の恐れだったり、もしも七夜の里で志貴が育ったらという仮定の話と作品によっていくつか分かれるが、基本的には志貴の本来あり得ない可能性であるIFの存在が七夜という点は共通している。
ちなみに現在の本名「遠野志貴」は、志貴が幼少期に遠野家に養子入りして以降の名前。
遠野秋葉によると志貴の七夜としての経歴は遠野槙久によって念入りに抹消されており確認することが不可能らしい。
なお、作品ごとに大きく設定が異なる存在であり、大まかに分けて「遠野志貴の旧姓としての七夜志貴(つまり、現在の遠野志貴本人)」「レンが具現化させた悪夢の中の七夜志貴(歌月十夜)」「タタリとして七夜志貴の形を得たワラキアの夜(初代MELTY BLOOD)」「白レンがタタリとして具現化したが白レンに反旗を翻した七夜志貴(Re:Act)」「白レンがタタリとして具現化し、彼女と主従関係を結んだ七夜志貴(MBAC以降)」の5種類に分かれる。
世間一般としては同人ゲームであったRe:Act以前の作品と違い、ゲームセンターや家庭用ゲームソフトとして参戦した影響もあってMBAC以降での七夜のイメージが強い模様。
公式
初出は歌月十夜。志貴の悪夢としてレンが具現化させた。
初代MELTY BLOODでは、志貴の使われていない部分がタタリによって具現化された存在だった。
志貴の使われていない部分とは、七夜の血による退魔衝動のこと。故に彼自身は生家の生業である殺害に全く躊躇いは無く、むしろ殺人嗜好の傾向が見受けられるが、それを除けば比較的にまともな暗殺者であろうとしている。
なお、原作見てたら「そうだろーなー」と思われていた志貴の翡翠への初恋心は、意外にも七夜が持っていた。翡翠だけは殺せない様子……だけど、四季に襲われた一件で遠野槙久の洗脳が施され、最早あの頃の七夜志貴は死んでしまった。翡翠にも「私の志貴様は今の志貴様。貴方は最初からいなかった人」とMBAAで思いっきりフラれた。
また、このMBAAでは彼の人格に変化が生じており、道中で会った有間都古を気絶させただけで彼女を自宅に送り届けるという、前作までの彼とは思えない行動を見せている。また、その後に対峙した軋間紅摩からは、「以前は獣のようだったが、今は人と話をしているようだ」と言われる程である(実際、MBAAとそれ以前では同じ台詞でも演じ方がだいぶ異なり、若干爽やかになったと称されることもある)。
なお軋間紅摩に対しては個人的な恨みがある……というよりもかつて彼に滅ぼされた七夜家の唯一の生き残りとして倒すべき相手と認識しているようである。
それ故に彼との戦いにおいても「仇だから絶対に殺す!」というような感情は抱いておらず、寧ろ非常に強い彼との戦いを志貴としてのそれも含めた今までの十数年の人生全てと秤にかけても彼と戦ったほんの数分、数十秒の方が充実していたと言ってしまう程に「殺し合う関係であることには変わらないが好印象を抱いている」
戦闘スタイルは、七夜一族に伝わる伝統の古武術と、ナイフの組み合わせ。
特に七夜は、遠野志貴から“七夜志貴”としての因子を色濃く抽出されたため、志貴の“なんちゃって体術”ではなく、本格的な七夜式体術を行使できる。
志貴以上にナイフには拘りがあるらしく、ナイフの持てない状態での自分を「灯油の入っていないストーブ」に譬えて自虐ネタにしている。
「直死の魔眼」については、『Re:Act』以降だと持っておらず、唯一持っていた初代での七夜も“模倣”程度の代物であり、志貴の魔眼のようにハッキリとした“死”は見えていない。
『Re:Act』以降の七夜は志貴とは完全に別人なので前述のように「直死の魔眼」は持っていないが(原作者曰く「存在が違うので、持っていない」)、それに変化する前の"浄眼”についても明言されていないので、下手したら浄眼さえも持っていない可能性すらある。
だが、それら眼の力について七夜が自身の能力としては特に求めているような様子は無いものの、戦う相手としては申し分ない能力として見ている。
それ故に空の境界の両儀式とは他人の気がしない、そんな目で(殺し合いを)誘われたら断れないと言った関係。
『TYPE_LUMINA』ではとある姿で有間都古のラストアークの演出で登場していただけであったが、2022年8月19日のアップデートにて追加されたボスラッシュのシナリオにて「学生服の彼」という名義でボスの一人として登場を果たした。
モーションは志貴のコンパチで台詞は一部今作用に改変されてはいるが、旧作の七夜の台詞を発している等、初代MELTY BLOODの七夜を彷彿させている。
しかし本人曰く、「『野』でも『夜』でもないレアキャラ」とのことだが・・・?
白レンとの関係
Re:Act
「自分と同じようにオリジナルの彼(彼女)の使われていない部分」であるとして白レンは一方的に七夜へ親近感を抱いていたものの、七夜は白レンに「俺は俺を呼んだ者を殺すだけの者だ」と無情に言い放ち、驚愕する彼女を、そのせいで自分が消えることを了解した上で殺害した。
その後黒幕と対峙したものの、七夜は予定通りとばかりに特に怨み辛みを言うこと無く消滅していった(本作は白レンは完全な中ボスキャラクターのため、彼女側のストーリーは無い)。
MBAC
白レンルートは、なんと白レンはわざわざ真祖の姫君という性能としては申し分無いアルクェイド・ブリュンスタッドに、圧倒的に実力が上な彼女から殺されるかもしれないことを覚悟の上で反旗を翻してまで主従の絆を破棄するという行動に出る。
その理由は「自分にふさわしい操り人形(マスター)が欲しい」というものであったが、そんな彼女が選んだのが七夜であった。
「貴方よりマシなやつがいなかっただけ」「自分の主として選んであげたことを光栄に思いなさい」というテンプレのようなツンデレ台詞を言う白レンをそのまま使い魔として獲得。
しかし、一応主の筈だが明らかに七夜の方が仕えてるように見える……というか、普通に白レンのことを御主人様と呼んでいたりする。
七夜曰く、「後で役割があるなら番犬の真似事も甘んじる」が自分には「雪原を守る天狼星(シリウス)の代役は些か荷が勝ちすぎている」とのこと。
何気にそれまで血生臭い言動ばかりだった七夜にとって、その後もしばらくは穏やかに過ごすのだろうことが示唆されているという珍しいシーンだったりする。
ちなみに七夜ルートの場合は白レンが出てこなく、七夜が軋間紅摩と決着をつけに行くというルートであるため、詳しくは後述だが、現状七夜ルートなのに白レンと争わないという唯一の作品だったりする。
MBAA
珍しく作品間を跨いでストーリーが続いてるルートとしてふたりの関係が描かれている。ベースとなっているのは共にMBACの白レンルート。
主従関係を結んでいたふたりだが、MBAAの白レンルートの冒頭ではなんと七夜側からによる「白レンから他の女への乗り換え宣言」を、しかも直接言われてではなく、突然いなくなった彼からの置き手紙という形にて見て知り、怒り心頭になる白レン。
そんな七夜の行動を「散々利用されたあげくボロ布のように捨てられればいい」「私には関係無い」と評するが、「でも、悪夢を見る人間がいなくなれば自分も消えてしまうので、迷惑だからその女を懲らしめに行く(意訳)」「ついでに考え無しな七夜も懲らしめる(意訳)」というツンデレらしい論法で出発した。
そしてルート佳境で七夜とついに再会するが、やはり考え無しな彼は「彼女の扇情的過ぎる無防備な背中を見てたらムラムラしたのでつい殺っちゃった(意訳)」と既に消えかけている状態であった。
七夜はそんな自分の状況を「殺されるわけでも自殺するわけでもなく消えられるなら願ったり叶ったり」と好意的に受け入れていたが、それに対する白レンの言葉は「私が消えるまで側にいなさい(意訳)」であり、どう控えめに見てもプロポーズであった。
しかも、七夜も言われてすぐは「そう来たか」と驚きこそしたが何だかんだで承諾しており、エンディングでは無事元鞘に収まっている。
なお、そんな彼女のラストバトルの相手は……(余談だが、実は1番最初のステージにてレンから「絶対後悔するから行かない方がいい」と止められていたりする)
ちなみに、何故かMBAAネコアルクルート・ステージ4のVS白レンの時にはいなかった。嫁が(雪原に)コタツに蟹鍋と夫婦茶碗を用意してるのに……。
まぁ、結局白レンは七夜の嫁と言うことでいいだろう。
……と言うかお前ら正式に結婚しろ。
しかしそんな穏やかな日常っぽい白レンルートとは大きく異なり、七夜ルートだと最終的に消滅覚悟で軋間紅摩との決着へ向かう七夜とそれを阻止したい白レンの間で意見が分かれた結果、殺し愛に陥ってしまう。
そして七夜は白レンを殺害して最後の決着へ向かうことに…(なお、白レンが勝利した場合は「白レンが七夜を殺した」という展開になる)
ただ、七夜にとっても白レンが特別な存在だったのは間違いなく、軋間に白レンが「義理と未練」だったことを漏らしているし、白レンを殺すことに関しても「いずれはそうするつもりだったが予定が大きく早まった」とのことで、少なくとも近しい時間で白レンと戦うつもりはさらさら無かったのだろうということが窺える。
というか、ふたりが初めて出会うことになる『Re:Act』以降、唯一出会うことすらなかったMBAC以外の七夜ルートにおいて七夜は白レンを殺しているので、白レンルートだとふたりは結ばれるが、七夜ルートだと死に別れる(上にその後七夜自身も消える)という結末が変わることが無い。
余談
アーネンエルベの一日での七夜はタタリの影響で具現化した存在ではなく、志貴が反転した存在ということでMELTY BLOODシリーズの七夜とは厳密には別人の筈だが、白レンとの主従関係等は変わらないようである(月姫、Fate、空の境界のキャラクターが一堂に会するお祭り作品なので、深く考えてはいけない)。
MBの性能
ここではMELTY BLOODにおける、七夜の性能について解説する。
MBAC以前とMBAAのクレセントムーンスタイルはほぼ同性能。
全体的における性能は主に近距離主体のスピードタイプのキャラ。
近づかなければ何も始まらない。
火力が低く、ゲージなしコンボだとJ攻撃から入らなければ4割を超えないこともしばしば。
しかし、コンボ難易度自体は易しい。入門したての初心者でも、練習すれば基本コンボは早いうちに出来るようになるぐらい。
ただし、決して攻撃の判定は強くないので、本格的に使おうと思えば立ち回りや差し込み、固めなど覚えるべき課題がたくさんある。
余談だが、設定では身体能力は志貴より高いはずなのに、何故かあっちは優遇されてかなり強くなっている。
これが主人公補正か……っ!
しかし、MBAACC以降では周りの弱体化しているのに対し、七夜くんはバージョンアップを重ねる度に結構な強化がされていた。
アーネンエルベの一日でネタにされていたバックステップの無敵時間もVer1.05で強化された。
現行のVer1.07では装甲が下がったものの、さらなる強化でより優位に立てるようになっている。
以下MBAA専用の説明。
クレセントムーンスタイル
MBAC以前とほとんど同じような感覚で使えるタイプ。
他のスタイル、以前のバージョンとの大きな違いは、まず5B→派生Bからジャンプキャンセル出来るようになった。これにより火力が少し上がった。
次に閃走・六兎中に攻撃ボタンを追加入力で空中投げに派生するように。閃走・六兎の特性上ダウン追い討ちが出来るのでこの投げは大きい。
最後にB版の閃走・水月を溜めることで相手の背後に飛ぶように。
これにより、飛び道具豊富な青子や、リーチが長く若干不利なネロ・カオス相手に多少抵抗できるようになった。ただし、モーションがバレバレなので七夜特有の急降下着地や空中ダッシュなど工夫は必要。
しかし、Ver1.05より溜め水月の七夜出現場所をレバーで変えれるようになったため、カウンターを取られにくくなった。
このスタイルの欠点は、コンボや立ち回りが単調で飽きやすいこと。
MBAACCの変更点は閃鞘・一風の硬直が短くなった、姿勢が低くなったなど細かい変更点。A版八点衝の密度が以前と比べてスカスカになった。
全てのスタイルで言えることだが、5Aの対空能力が異常に強くなっている。
ハーフムーンスタイル
クレセント七夜と大きな違いとして、閃鞘・八穿、閃鞘・七夜、閃鞘・一風(↓↙←系の技)が変更されて、相手に向かって真横に蹴る閃走・一鹿という技が追加された。空中でも発動可能で、通称「七夜ミサイル」。
EX版は閃走・一鹿で攻撃した後、さらにA版閃走・六兎で追撃する。「蹴り砕く!」
このEX版はハーフ七夜の生命線とも言える技で、エリアルコンボをこれで締めれるかでダメージが1割以上も変わってくる。
おかげで単純な火力だけは全スタイル中トップだが、閃走・水月で相手の後方に飛ぶことが出来ないため、機動力に欠ける。
EX版閃走・六兎が閃走・二重六兎になり技を出せば、相手後方に分身を出して蹴り穿つ。もはや体術ってレベルじゃない。
ただ、ハーフムーンスタイルのゲージは200%までなので、これにゲージを裂くなら閃走・一鹿に使う方がダメージ効率がいい。
余談だが、八点衝は技を出している七夜への当たり判定も小さくなっている。
また、5Aに繋げる事でエリアルコンボにいける。ちなみに5Aの発生速度も他のスタイルより1F速い。
MBAACCからA一鹿の硬直が短くなり、MBAA無印の一鹿コンボが復活した。さらに2Cの飛距離が伸びるなど強化がされている。
フルムーンスタイル
七夜の固めの生命線とも言えるリバースビートの削除、5Aと2Aが肘撃ちになったのが仇となり、固め能力があまりない。代わりに崩し、起き攻めが他のスタイルに比べてやりやすいが、通常攻撃に敵を浮かす攻撃がないので、エリアルに持っていくには閃走・六兎が必須。
その閃走・六兎だが、このスタイル専用として攻撃ボタン追加入力でサマーソルトキックを繰り出す。そこからエリアルに持っていけるが、JC→JBは出来ないので注意。
他の大きな違いは、閃鞘・八点衝(↓↘→系の技)が変更されて閃鞘・四辻が追加されている。
A版、B版なら追加入力で連続斬り×2→閃鞘・七夜を出す。違いは踏み込みと発生速度、多少の威力。
EX版は閃鞘・一里四辻と名称が変わり、連続斬り×2→八点衝→四辻二段目(地上ヒット時のみ)を出す。四辻二段目の部分で相手はダウンでこちらはすぐに行動が出来るが、威力が低い。
フルムーン七夜に限り、空中で2A(orBorC)を入力で急降下蹴りを出すことが出来る。セリフもネタにしやすく
「悪いね☆」
空対地で七夜特有の急降下着地と織り交ぜると効果的。
MBAACCからB水月の後最速入力で「悪いね☆」が出るようになり、目に見えて降下速度が上がった反面、相手のガード時間が短くなった。
さらに、A版閃鞘・四辻の発生が早くなる、B版閃走・六兎の派生サマーソルトの相手受け身不能時間が微妙に長くなるなどの強化。
項目の冒頭に書く事だとは思うが、全スタイル中かなり変わっている七夜。
普段の七夜みたいに使うと痛い目を見る。相当やり込まないと使いこなせないスタイル。
まず、コンボの火力の低さ。
2A>(5B>)2B>2C>B六兎>派生サマー>jc>JB>JC>空投げ
これが基本コンボなのだが、ダメージがなんと平均3300前後。
分からない人もいるだろうが、Fシエルのフルコンで大体5200前後はいくのでいかに火力が低いかが分かるだろう。(C七夜でも基本コンボで4000超えます)
他のキャラは通常技や高度を稼げる必殺技で高く上げた後、エリアルコンボに入る。
この時、空ジャンプキャンセルを使ってないのでJB>JC>jc>JB>JC>空投げというようなエリアルができるが……F七夜の場合、六兎派生の後jcしないとエリアルに移行出来ないのでその分のダメージが減ってしまう。
次に牽制、固め。
閃鞘・八点衝が閃鎖・四辻に、2Cがスライディングではなく足払いになった。
C七夜だと閃鞘・八点衝や2C、5Aを振って相手を牽制したりする戦法が有効的。
しかし、F七夜だとそういう訳には行かず、攻めに徹した方が効率がいい。
閃鞘・八点衝が削除されたおかげで、牽制するような技がないからだ。
逆に2Cがスライディングが削除されて良くなった点は、ガードされてもスライディングよりは硬直が短いので、ガードが間に合う場合がある上に発生も早い。
ちなみに、C七夜みたいな彼の要である固め能力は皆無。リバースビート削除の代償である。
代わりに崩しやすい技が揃っていおり、その点だけはフルムーンスタイルの中でもトップクラスだろう。言い換えるならその点だけに特化した七夜である。
最後に立ち回り。
CとHは基本的に待って反撃する方が効率が良いとされている。
上記でも書いたが、Fはとにかく攻めなければならない。
ダウンさせた後だが、F七夜は撹乱させやすい。J2系攻撃と急降下の存在が非常に大きい。
これをうまく用いて相手を崩しにかかろう。
ただし、ダウンさせた後は必ずと言って良いほどジャンプするので、リバサ昇竜系技には注意。
フルムーンスタイルのシステムとしてイニシアティブヒートがあるが、思い出した時ぐらいでいいだろう。何しろ、これを用いてもあまりダメージが上がらないからだ。
以上のことを乗り越えて使ってますか?
名言(迷言?)
- 「弔毘八仙、無情に服す…!」
- 「その魂、極彩と散るがいい。毒々しい輝きならば、誘蛾の役割は果たせるだろう」
- 「斬刑に処す。その六銭無用と思え」
彼自身ちゃんと見合う戦闘能力を持っているので、中二病や邪気眼には本来該当しないのだが、普通にその辺にいそうな見た目(ただの学生服)や古めかしすぎて詩的にすら聞こえる台詞も相まって中二病の典型的なキャラ扱いされることが非常に多い。
だが、普段馴染みの無いこれらの難解な単語類のお陰で、空耳ネタが作られてしまう。
主な空耳
「弔毘八仙、無情に服す…!」→「勝負はハッスル!無情にハッスル!」
「斬刑に処す」→「アンパンを食す」
「蹴り穿つ!」→「ヘリウムガス!」
PS2版のMBACでは条件を満たすことで、実際にこの空耳バージョンのボイスを聴けるようになるオマケ要素が存在する。