概要
混血の名家である遠野家の当主。表社会においても名士、実業家としての顔を持つ。
遠野秋葉、遠野シキの父で滅ぼした七夜の生き残りである七夜志貴を引き取り、自身の養子・遠野志貴として育てていた。妻は他界しており秋葉達の会話からも話題に上がることはない為、秋葉達が幼少期の頃に既に死んだのではと思われる。
名家の出身だが日和見的なスタンスを取っており、安全を確保するために混血の中でもタカ派である斎木家の情報を退魔組織に売っていた。
七夜を滅ぼした理由は、七夜の当主の七夜黄理の圧倒的な実力に恐怖したからだと言われている。
劇中ではすでに故人の為、人ととなりはよくわからないが、断片的な情報から判断すると小心で保守的で身内に対しては保護欲のある人物だったらしい。
割と人間臭い所もあったらしく、七夜を滅ぼした罪悪感からか志貴を引きとって育てていたらしい。混血の為、精神状態が安定していたわけではなくある事をすることで精神を安定させていた。
享年は不明。秋葉の年齢を考えるとおそらく40代くらいだと思われる。