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ギュンター・キスリングの編集履歴

2019-03-08 22:35:11 バージョン

ギュンター・キスリング

ぎゅんたーきすりんぐ

田中芳樹の小説『銀河英雄伝説』の登場人物。

概要

田中芳樹の小説『銀河英雄伝説』の帝国側登場人物。

cv:橋本晃一


銀河帝国軍人。

音を立てることなく歩く技能があることから「猫」とも「豹」ともあだ名される。

ゴールデンバウム朝最後の宇宙艦隊司令長官・ラインハルト・フォン・ローエングラム元帥に身辺警護を担当する親衛隊長に任じられる。その時の階級は大佐。

バーミリオン星域において、ラインハルトが同盟軍・イゼルローン艦隊司令・ヤン・ウェンリー元帥との戦いにも帝国軍総旗艦・ブリュンヒルトに同乗、敗北の淵に立たされたラインハルトを脱出させるよう、首席副官・アルツール・フォン・シュトライト少将の無言の命令を受ける。


ナイトハルト・ミュラー大将の救援、同盟首都惑星・ハイネセンがウォルフガング・ミッターマイヤーオスカー・フォン・ロイエンタール両上級大将に落とされたことによって、辛うじて敗北を免れたラインハルトは、ヤン・ウェンリーと会見し傘下に招くことを提案するが、ヤンはこれを拒否し退役を希望、ヤンの性格を見抜いたラインハルトは彼の希望を受け入れた(このとき、キスリングはヤンをラインハルトのもとに案内している)。


ラインハルトの皇帝即位後、現職のまま准将に昇進、皇帝の副官でありながら中将に昇進したシュトライト、一戦艦の艦長でありながら准将に任じられたブリュンヒルト艦長・ザイドリッツとともに特別の格式をもってラインハルトに仕える。

「キュンメル男爵の皇帝弑逆未遂事件」「惑星・ウルヴァシーの皇帝襲撃事件」「帝都・フェザーンの皇帝弑逆未遂事件」にも立ち会い、特に帝都・フェザーンの事件においては副隊長・ユルゲンス大佐の活躍により、犯人逮捕に貢献する。

なお、親衛隊は行動的な皇帝・ラインハルトの警護に苦労しており、ユルゲンス大佐は小食でありながら胃痛もちの多い親衛隊員のなかで「鉄の胃袋」とあだ名されていたという(胃痛もちが多いという点では厳格なオーベルシュタインがトップを務める軍務省職員と共通している‥)。


イゼルローン軍との最後の戦いでは旗艦・ブリュンヒルトに侵入したユリアン・ミンツオリビエ・ポプランらを迎え撃つため彼らの前に立ち、ポプランと格闘している。


公用のみならず私用でも重用されていたようで、ラインハルトが最初にヒルデガルドに求婚するためマリーンドルフ邸に赴いた際にも護衛として付き添ったとされている。

しかし、アニメではこの時の彼は玄関でフランツと話すラインハルトから常に目を背けており、おそらくラインハルトにとって背後となる玄関の外を警戒していたと思われるが、その姿から一部では“緊張のあまりキャラが崩壊しかけているラインハルトを見ないように必死に堪えていたのではないかと言われているとか。


関連タグ

銀河英雄伝説 ラインハルト・フォン・ローエングラム

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