物資の量によって敵を圧倒し・撃破する戦術。
兵員の量の場合は「人海戦術」だが、あまり変わらない。
解説
詳しくは「人海戦術」にも記述があるが、一対一では倒せないような(強い)相手でも多数でかかれば倒せる(かもしれない)事を利用するものである。
早い話がいかに優秀な兵士や兵器であろうと処理限界を超える量の敵を相手にすれば捌き切れなくなり撃破されてしまう。
実際の戦争においても、高性能だが生産性の劣る戦車、例えばパンターやティーガーが、生産性が高いが性能の劣る戦車、例えばT-34やM4シャーマンに数で圧倒されて負けた....ということはよくあった。
ただし、物量一辺倒の戦術では物資の消費量などの損失も尋常ではなくなるので、大量の物資を生産し戦地に送る兵站態勢の確保が欠かせない。