ネオンサインとは――
- 照明の一種であるネオン管を使った屋外広告類のこと。本項で解説。
- BLUE HEARTSの楽曲。
概要
ネオン管は両端に電極が付いたガラスの放電管の中にネオンをはじめとする各種のガスを封じた構造で、通電すると内部のガスの種類に応じた色の光(例えばネオンでは赤色光)が発生する。ネオン管以外の水銀管やヘリウム管なども便宜上この名称で呼ばれる。
ガスを封じたガラス管をいろいろな形状に曲げて文字などにデザインし、広告やインテリアに使う。また、ネオン管にアクリルなどのカバーを掛けたタイプのネオンサインも広く普及している。
ガラス管に蛍光塗料を塗り蛍光色を利用する事もあり、こちらは蛍光灯と同様の仕組みになる。
主にBARやパブなどの『夜のお店』の象徴として描かれることが多い。
20世紀には多用されていたが、1980年代にはハロゲンランプの普及で衰退し始め、2010年代に入ってからはLEDの多色化と性能改善であまり使われなくなっている。ネオン管以外にも、LEDなど電気照明を用いたイルミネーションの類いを総称して「ネオンサイン」ということもままある(特に年配者など)。
また、pixiv内ではあいんす氏によるネオンサインアートが多数を占めている。
使用されるガス
希ガス類が多いが、金属ガスも用いられる。
関連タグ
照明 電灯 看板 広告 夜景 発光 光 電飾 イルミネーション