概要
本格的なステルス機能を持つゾイド。
最初の高速戦闘用ゾイドでもあり、草分け的な存在。しかし、その真価は奇襲攻撃において発揮する。
ヘルキャットは森林や山岳での奇襲戦を想定して設計されている。
本機が備える消音機能とぎりぎりまで熱放射を抑えた排気システムを活かし、敵に気付かれず接近し強襲を行うことを得意とする。
共和国軍兵士からは「密林の暗殺者」という異名で呼ばれ、恐れられた。
しかし次々と新型機が開発されるにつれて機体設計の古さが目立つようになり、時代遅れな機体になってしまい、コマンドウルフなどにやられていった。
後にコマンドウルフの対抗機としてライジャーが開発されたが、その頃には既にゼネバス帝国は劣勢に立たされ、活躍できるような機会はなかった。
ガイロス帝国のライトニングサイクスは本機の後継機にあたる。
アニメ第一期でもたびたび登場し、光学迷彩と数の暴力で主人公たちを翻弄、ブレードライガーなどの当時最新鋭の機体相手に物語終版まで作戦行動の妨害など目立った活躍を見せている。
一方、とある少年の霊魂とヘルキャットの霊魂の話はかなり泣ける。
なお光学迷彩に関してはアニメオリジナル設定だがライガーゼロイクス関連の話でバトルストーリーにも逆輸入された。