楽曲の記譜方法のひとつ。等間隔に引いた5本の横線に音符や休符を並べて旋律を示す。
もともと西洋音楽の記譜法に由来しているが、現在は音楽のジャンルを問わず、楽譜と言えば五線譜を指すほどに一般化している。
イラストでの利用としては、その場にメロディが流れていることを表したり、音楽が流れるような楽しい雰囲気であることを示したりするのに用いられる。
概要
五線譜は左から右へと読む。右端へ行ったら一段下の五線譜の左端から読む。つまり横書きの本と同じ読み方をする。
楽譜の閲覧者から見て、ひと組の五線の下側が低い音、上側が高い音となる。五線に収まりきらないほど高い音や低い音は、その音のために別に線を引いて示す。
音の長さは音符の種類で表す。
五線譜の左端には、ト音記号(高音部)・ハ音記号(中音部)・ヘ音記号(低音部)のいずれかが描かれていて、楽曲のおおよその音域を示している。(他の記号もあるがここでは省略する。)
調音記号としてシャープ、フラット、ナチュラルなどが用いられることも多い。
その他の楽譜
詳しくは楽譜の記事を参照されたい。