「人間ってホント汚ねェよな・・・自分たちが美味しい思いをするために、ゲホッゴホッ!俺たちを家畜扱いしてよ・・・」
「人間だって、俺たちアマゾンを喰ってるじゃないか!」
演:林タケル
概要
カミツキガメの形をしたアマゾン。歴代の亀をモチーフとした怪人たち同様に強固な甲羅と強靭な顎を持つため、攻守両面に優れている。
ただし、甲羅に覆われていない首などの柔らかい部分が弱点となっているが、相手が相手だけに倒すのは至難の業である。
人間態はある目的で運営されている某施設から脱走した少年・ヨージ。同じく脱走者のミナ・サンゴと共にとある廃屋に潜伏しており、3人の中で一番年下。彼らを喰らうべく鉄パイプで殴打し気絶させる。
その後、志藤から「ヒトを食べたら戻れなくなる」と告げられるもこれに反駁、三崎からも「人間だけがアマゾンを食べていいのにアマゾンは逆というのは人間の勝手なルールだ」と告げられたために三崎の腕に噛みつくが、何とそれは義手。三崎から同情の言葉と共に「かつて人喰いに目覚めてしまい、ずっと苦しみ続けていた仲間」の事を聞かされ、心を動かされる。そしてミナから「喰うか喰われるかだけじゃない生き方を模索すべく」施設に帰ることを提案され、生きることそのものへの肯定感と希望を抱き、志藤たちの拘束を解いて全員で廃屋を後にする。
打ち砕かれた希望
札森「黒崎さ~~ん、やぁ~っぱりですよ~~」
黒崎「お前ら(駆除班)こそ何時からアマゾン親衛隊になった?”お互い”アマゾン狩るのが役目だろうが」
その場に表れたのは銃を持って取り囲む4C隊員。これを受けて「嵌められた」と誤認し、絶望からアマゾン態になってしまう。
「俺たちを、騙したのか!?」
堅い甲羅に銃やナイフは一切通用せず、攻撃をものともせず喰らいつくなどしていたが、福田に助けられた黒崎の八つ当たりともとれる容赦ないゼロ距離からの銃撃を首元・口内に大量に受けて絶命、3体のうち2番目の退場となった。
余談
ボディ部分はゾウムシアマゾンの流用。金色だった流用元の体色を赤銅色にリペイントし、サメアマゾンのスーツと共通使用できるようになっている。
関連タグ
仮面ライダーアマゾンズアマゾン(仮面ライダーアマゾンズ) 最後ノ審判