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「人間ってほんと汚ねぇよな・・・。自分たちが美味しい思いをするために・・・、ゲホッゴホッ!俺たちを家畜扱いしてよ・・・。」

「人間だって、俺たちアマゾンを喰ってるじゃないか!」

演:林タケル

データ

身長209.0cm
体重124.2kg
特色/力強靭な顎、強固な甲羅

概要

カミツキガメの姿をしたアマゾン。歴代の亀をモチーフとした怪人たち同様に強固な甲羅と強靭な顎を持つため、攻守両面に優れている。

ただし、甲羅に覆われていない首などの柔らかい部分が弱点になっている。

人間態は食用目的で運営されている切子聖園から脱走した少年・ヨージ。同じく脱走者のミナサンゴと共にとある廃屋に潜伏しており、3人の中で一番年下。彼らを喰らうべく鉄パイプで殴打し気絶させる。

その後、志藤から「人を食べたら戻れなくなる」と告げられるもこれに反駁、三崎からも「人間だけがアマゾンを食べていいのにアマゾンは逆というのは人間の勝手なルールだ」と告げられ三崎の腕に噛みつくが、義手だったため捕食することができなかった。三崎から同情の言葉と共に、かつて人喰いに目覚めてしまい、ずっと苦しみ続けていた仲間を聞かされ、心を動かされる。そして、ミナから「喰うか喰われるかだけじゃない生き方を模索すべく」施設に帰ることを提案され、生きることそのものへの肯定感と希望を抱き、志藤たちの拘束を解いて全員で廃屋を後にする。

打ち砕かれた希望

札森「黒崎さ~~ん、やぁ~っぱりですよ~~」

黒崎「お前らこそいつからアマゾン親衛隊になった?お互いアマゾン狩るのが役目だろうが」

その場に表れたのは銃を持って取り囲む4C隊員。これを受けて「嵌められた」と誤解し、その絶望からアマゾンに変貌してしまう。

「俺たちを、騙したのか!?」

堅い甲羅に銃やナイフは一切通用せず、攻撃をものともせず4C隊員に喰らいたが、福田に助けられた黒崎の八つ当たりともとれる、容赦ないゼロ距離からの銃撃を首元と口内に大量に受けて絶命した。

激闘の末に3体のアマゾンは全滅し、駆除班達はやるせない思いを抱く結果になってしまった。

しかし、切子聖園の実態は志藤から黒崎に伝わることとなり、事情を知った黒崎と札森は悠の駆除をやめ(それどころか、切子聖園のアマゾン達を狩る様子もない)、村を降りた。

尊い犠牲だったとはいえ、結果的に悠や他の切子聖園のアマゾン達を救ったともいえる。

余談

ボディ部分はゾウムシアマゾンの流用。金色だった流用元の体色を赤銅色にリペイントし、サメアマゾンのスーツと共通使用できるようになっている。

また、スーツをカメの緑ではなくダークレッドに塗りなおすことでスーツを共用しているサメアマゾンとも違和感がない色にしている。

カミツキガメは食用にできるが、日本では特定外来生物に指定されているため捕獲しても生きたまま運ぶ事ができなかったり、季節により活動が不活発で捕獲し辛かったりで、安定した供給が困難なため食材として本格的に利用されるには至っていない。ただ、捕獲されたカミツキガメの活用法を探る一環として、イベントで料理が振る舞われる事がある。

すがやみつる版仮面ライダーアマゾンには獣人カメ男が登場しており、おそらく元ネタだと思われる。

ギザギザの歯が生えたデザインになっているが、本来カメに歯は生えてない(あるのは嘴)。

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