「その代わり、食糧を分けてくれませんか？野菜とか･･････。最悪、肉でもいいんですけど･･･」
「施設に帰ろう。『喰うか喰われるか』･･･。それだけじゃない生き方があるかもしれないから」
演：鈴木つく詩
データ
| 身長 | 187.2cm |
|---|---|
| 体重 | 91.0kg |
| 特色/力 | 伸縮する右腕 |
概要
海蛇の姿をしたアマゾン。ウミヘビをモチーフにした怪人に、青いウミヘビが巻きついたような姿をしている。伸縮自在の右腕やしなやかな足で敵を絞め殺す柔軟かつ獰猛な戦法と得意としている。
人間態は食用目的で運営されている切子聖園から脱走した少女・ミナ。同じく脱走者のサンゴ・ヨージと共にとある廃屋に潜伏しており、3人のうちのリーダー格と思われる。
負傷した水澤美月の治療のために廃屋で薬を入手しようとした福田以外の駆除班と遭遇。彼らを喰らうべく鉄パイプで殴打し気絶させ、拘束した後に、薬を必要とする者がまだ拘束されず残っていることを察して外に出る。福田のみならず幌に隠れていた美月も手にかけようとする。美月から、ミナを含めた施設のアマゾンに生きていて欲しいこと、人を食べなくても生きているアマゾンがおり、彼にも生きていて欲しいと告げられて心を動かされる。
サンゴたちの下に戻り、施設に戻ってやり直すことを提案。生きることそのものへの希望を抱き、志藤たちの拘束を解き、「喰うか喰われるかだけじゃない生き方」を模索すべく、全員で廃屋を後にする。
打ち砕かれた希望
札森「黒崎さ～～ん、やぁ～っぱりですよ～～」
黒崎「お前らこそいつからアマゾン親衛隊になった？お互いアマゾン狩るのが役目だろうが」
その場に表れたのは銃を持って取り囲む4C隊員。これを受けて「嵌められた」と誤解し、その絶望からアマゾンに変貌してしまう。
「嫌ア゛ア゛ア゛ア゛ァァァァ！！！！！！」
戦闘ではしなやかな身体を活かしての体術で隊員の銃撃をすり抜け、首に両足をかけて絞殺しながら右腕を伸ばして攻撃するというかなり器用な一面を見せた。黒崎を右腕で拘束するも、福田の銃撃を受けて右腕を切断されるが、即座に再生。
最終的には駆除班の電気ワイヤーに拘束され、最期は高井望にナイフで首を斬られて絶命した。
三崎「なんだか･･･やりきれねぇな･･･。」
志藤「いつまで続けんだ･･･、こんなこと･･･。」
しかし、黒崎と札森も切子聖園の実態を知ることになり、二人は悠の駆除をやめ（それどころか、他の切子聖園のアマゾン達を狩る様子もない）、村を降りた。
尊い犠牲だったとはいえ、結果的に悠や他の切子聖園のアマゾンを救ったともいえる。
余談
スーツはカマキリアマゾンやサイアマゾンのスーツの流用と思われる。
モチーフになったウミヘビは、沖縄で「イラブー料理」に使用されていることで知られる。滋養強壮剤効果があることから、サプリメントも販売されている。
関連タグ
仮面ライダーアマゾンズアマゾン(仮面ライダーアマゾンズ) 最後ノ審判
海蛇男、ゴ・ベミウ・ギ、サーペントアンデッド…こちらも海蛇の怪人。
