概要
掲示板サイトを運営し、街中にあふれる噂を集める謎の人物。
「パオフゥ」とは中国語で「復讐」を意味する言葉。
罪
噂屋の一人として登場。ストーリーには基本的に関与しない。
彼との接触はホームページを通してのみ行われ、直接出会う事は無い。
余談だが、彼とのコンタクトはネットカフェ「ダブルスラッシュ」から行うのだが、
この時なぜかいつも同じPCを使わされる。…パオフゥが店に指定させているのか?
罰
メインキャラクターの一人として登場。
CV:中田譲治
台湾人を自称する怪しい男。
盗聴・ハッキングなどの諜報技術に優れ、表向きは盗聴バスターの看板を掲げている。
外務大臣・須藤竜蔵と因縁があるらしく、異変の裏に竜蔵一味の影を感じ取り、舞耶たちへ協力を申し出る。
ちなみに、今作でパオフゥの顔見世に使われた場所も前述の「ダブルスラッシュ」である。
もみ消された未解決事件の裏事情を知っていたり、刑法の話を持ち出してとっさに仲間を制したりと、警察や法律について詳しいようだが、その知識はどこから来るのだろうか…?
使用武器はコインなどを飛ばす指弾。
隠しモードでは「チャカより速い」と自負する台詞を聞ける。
初期ペルソナは「HANGEDMAN オデュッセウス」。専用ペルソナは「HANGEDMAN プロメテウス」など。
また「パオフゥ以外は相性の良いキャラがいない」というペルソナも何体かいる(大半のペルソナは2人以上相性の良いキャラがいる)。
容姿
おおよそ中年男性とは思えないストレートロングの黒髪、鮮やかなゴールドのスーツ、無駄に凝ったデザインのサングラスやアクセサリー…と、個性的なファッションのキャラが多い当時のペルソナシリーズでも、特に目立つ出で立ちをしている。
ちなみに、パオフゥには「プロ野球が好きで、半神ジャガーズの大ファン」という設定があり、黄色と黒のツートンという配色をファンからいじられる事も。
関連イラスト
関連タグ
天野舞耶 芹沢うらら 周防克哉 南条圭 桐島英理子 周防達哉
佐倉惣治郎…ペルソナ5でパオフゥの担当声優の中田氏が演じるキャラクター。
以下ネタバレ
その正体は、珠閒瑠地検の元検察官・嵯峨薫(さが かおる)。
須藤竜蔵と癒着関係にあった台湾マフィア・天道連(ティエンタオリェン)を捜査している過程で、組織の殺し屋である云豹(ユンパオ)の襲撃を受ける。その際、嵯峨自身はペルソナ能力に覚醒し命拾いするが、共に捜査に当たっていた相棒の検察事務官・浅井美樹を殺されてしまう。
その後、数年を台湾で廃人同然に過ごすが、竜蔵が総理大臣にまで手を伸ばそうとしているのを知り、素性を偽り日本に戻り、竜蔵の身辺を調査する。
ちなみに、検察官時代の姿は『罪』で見る事ができる。
防空壕のイベントで、達哉の夢(実際は過去の回想)に「酔っ払った青年」なる謎の人物が登場するのだが、その人物こそが嵯峨薫その人なのである。
この時は司法試験の打ち上げ帰りで、現在と比べればずっと地味な格好をしているが、プライベートではどんな服装をしていたのだろうか?