概要
健気でひたむきな性格で人の役に立つことが好きだが、人一倍ドジなため報われたためしがほぼない。
一人称は「モナティ」で、語尾に「ですの」をつけて話す。
ガウムと共に召喚されたが、召喚主が死んではぐれ召喚獣となってしまいメイトルパにも戻れずにいたところ、サーカス団の団長に拾われた。
しかしサーカスでも失敗ばかりだったようで、カムラン・マーンにペットとして売り払われかけてしまうが、主人公達に助けられ、フラットの一員になった。
助けられたことがきっかけで新しい主人となった主人公の事を「マスター」と呼び、全幅の信頼を寄せている。
『サモンナイト2』では番外編専用の護衛獣として登場。主人公の二重誓約によってサイジェントから召喚されてしまう。彼女を無事サイジェントまで帰すことも主人公の旅の目的の一つとなる。
『サモンナイト3』では、機属性の召喚獣「でんちマン」のイラストの隅にモナティがいるが、これは画集「サモンナイトコレクション」「COADVENTURE 飯塚武史サモンナイト画集」に掲載された飯塚武史氏作の漫画が元ネタ。
『サモンナイト4』ではアルバがモナティのことを話題にする程度で、本人は登場しない。
なおPSP版リメイクだと上記のでんちマンが入手できる(イラストも当時のまま)。
『サモンナイト5』には登場せず、『サモンナイト6』では『2』番外編終了後の時間軸から来たキールの発言で名前が出るのみ。
でんちマンのイラストを出番とカウントするなら2主人公・パートナー・護衛獣達に次ぐシリーズ最多登場記録2位となる(ちなみにマスターである1主人公達と並ぶ)。
作中でガゼルやカザミネから「タヌキ」と呼ばれる場面があるが、これはシナリオ担当である都月景氏によると「タヌキ顔」だからとのこと。
モナティの種族であるレビットは垂れ耳兎の亜人であることが小説『サモンナイトU:X』4巻で明かされている。
兎の亜人だからか、実は非常に嗅覚が優れている。『1』では繁華街から遠く離れたマーン3兄弟の屋敷の近くにいるエルカの匂いに気付いたことで彼女がフラットに来る切っ掛けを作っており、『2』番外編では既にキュラー達に占領されていたトライドラから漂う異臭をいち早く感じ取っていた(主人公に異変の内容を正確に伝えることはできなかったが)。
ユニットの性能としては、見た目に違わず攻撃力はあまり高くなく、全体的に平凡な能力。レアなスキルである「応援」や、獣属性の召喚術を駆使してサポートに回るのが主な役目。
…しかしPS版『1』に限っては、何故か物理攻撃力が主人公に匹敵するレベルにまで成長したりする。装備のグローブ(武具)が段差に弱く、移動力も最後まで3なので活かしにくいが…。