CV:ゆかな
概要
ハサハは『サモンナイト2』の主人公が最初に召喚する召喚獣のうちの一体。
召喚後は護衛獣(使い魔のような存在)となり、リィンバウムで主人公と暮らすことに。
容姿は愛らしい狐っ娘であり、外見年齢は幼女だが、とあるイベントで少し成長した姿になる。
初期デザインではミニスカートだったが、「その狙い方は間違っている」ということで、現在の形になった。
手に持っている宝珠にはいつか人間になるための魔力を蓄えている大切なもので、いつも大事そうに抱えている。
まだ人間に化けられるようになって間もないために変化は完璧でなく、耳が4つある。
宝珠を覗き込むことで人の心の色を見られる能力を持つ。そのため人間の内面には非常に敏感。
その能力から、ラスボスの心を「真っ黒」だと感じ取って誰よりも早く正体に気付き、「あいつ」とハサハらしくない言葉を使って警戒心を露わにしている。
一方、主人公には最初から懐いてくれるが、これもこの能力で心を「空色」と感じ取り、綺麗な心の持ち主であると確信したため。
武器は刀。ただしユニットとしての性能は魔法タイプなので、あまり前には出さないようにして戦わせよう。もしくはお兄ちゃんやお姉ちゃんが盾になって守ってあげよう。
え、ハサハが護衛獣じゃないのかって? 気にすることではない。
レベルが上がると単体攻撃だが高威力で低コストの技「遠距離攻撃・召雷」を覚えるので、十分戦力となる。ボーナスポイントを全て魔法攻撃につぎ込めば威力も上がるので、頑張って育ててあげよう。
ちなみに物理攻撃方法は、魔法で刀を敵の頭上に出現させ、そのまま落下させる。……落下時に少し目標地点がズレちゃうんだね、たぶん。どうでもいいことだが、サモン3でのメイメイさんの物理攻撃も同じ方法である。
性格は少し臆病だが健気で優しい女の子。好奇心旺盛な一面もある。
マグナを「おにいちゃん」、トリスを「おねえちゃん」と呼び、とても懐いている。
とあるイベントでは主人公に発破をかけるために「嫌い」と言うが、その後の夜会話では「嘘だから、ハサハを嫌わないで…!」と涙目になりながら訴えてくる。
「誰が嫌いになんてなるかー!!」と絶叫したおにいちゃん・おねえちゃんは数知れず。
主人公の袖をくいくい引っ張ったり、食べ過ぎて膨らんだ主人公のおなかを「まんまる!」と楽しそうにぽんぽんしてきたり、お布団にもぐりこんでくるなど、しぐさや行動もとても無邪気で可愛らしい。
夜会話では一緒にお祭りに行くと、お膝に乗ってくる。主人公達ちょっとそこ代わりなさい。
好物は狐なのであぶらあげ。はむはむと美味しそうに食べるらしい。
お昼寝も好きで、3番外編ではミスミ様のお膝を借りてついうとうとと寝てしまうこともあった。
PSP版サモン3にてミスミ様と一緒に出撃させると、「おかあさんを守る」と意気込むハサハが見られるぞ。
ちなみにミスミ様の見立てでは外見通りまだ精神も幼く、母親が恋しい年頃らしい。信頼を置いた人に甘えんぼなのはある程度これも要因かもしれない。
このように可愛い容姿と行動が相まってプレイヤーの間では高い人気を誇るキャラクター。
そのおかげで2本編で「大人になる」という話を聞き、
……てなことを想像した人、いませんか。ご安心を、ほんの一時的なものです。
ちなみに宝珠の魔力を消費して一時的に成長した姿に化けるのだが、それはハサハの宿願である「人間になる」という願いを自ら遠ざけることと同義である。(バルレルが終盤のイベント後も普段は子供の姿なのも同じ理由)
そんなことをしてまでも大人になったのは、例によっておにいちゃん・おねえちゃんのためである。もうこれメインヒロインでいいんじゃないかな。
でも3の戦闘グラフィックで召喚術を使うたびに大人になってます。
ハサハ、その宝珠の魔力、無駄遣いしちゃっていいの?
ちなみに2本編でハサハEDを迎えると……なんと、彼女とケッコンできる。
主人公の性別が男だろうが、女だろうがケッコンできる。ハサハが逆プロポーズしてくれるのだ。
まあ結婚の意味をハサハが正しく理解しているかはちょっと怪しいが、それでもずっと一緒にいたいと言ってくれるのはまさにおにいちゃん・おねえちゃん冥利に尽きるだろう。