データ
概要
『青春ブタ野郎シリーズ』の主人公。
作品タイトルの「青春ブタ野郎」とは彼を意味する。
野生のバニーガール・桜島麻衣との出会いを皮切りにネットでは都市伝説と言われる怪現象「思春期症候群」を発症した少女達と関わっていく。
経歴
中学3年生までは横浜市で平凡に暮らしていたが、妹のかえでがネット上でいじめにあい、思春期症候群を発症した事で家庭環境が半ば崩壊。さらに自身も突然胸が血だらけになり、病院へ搬送される。
次々に降りかかる非日常とそれに対する周囲の不理解に絶望しやさぐれていたが、謎の女子高生・牧之原翔子のおかげで立ち直る。
その後、翔子と再会するために二次募集で峰ヶ原高校を受験し入学。現在はかえでと2人で暮らしており、父からの仕送りに加えて自身もファミレスでアルバイトして生活費を稼いでいる。
人物像
「目が死んでる」と言われるように無気力的・脱力的で、空気を読めるのに敢えて読まない。妹の件もあって、スマホは海に投げ捨ててしまい、以来持っていない。
前述した病院へ搬送された一件が曲解されたのか「過去に暴力事件を起こしたという噂(通称:病院送り事件)」が広まっており、それ以来学校では孤立しているが、本人は「空気と戦うなんてばかばかしい」と放置している。
こうした態度や斜に構えた姿が、親しくない人間には不真面目な人物に見えてしまうが、親しい相手に対しては真摯に向き合う優しさを持っている。
友人の国見佑真は「“ありがとう”と“ごめん”と“助けて”を言えるのが良いところ」と評している。
ちなみに、麻衣から罵られたり踏まれたりすると内心で喜んでおり、「青春ブタ野郎」の二つ名に違わないマゾ気質の持ち主である。