概要
本作のヒロイン的人物。
8月8日生まれ。血液型A型。火野国中学の1年生。
水色の髪に、赤縁メガネが特徴。
主人公である植木耕助のクラスメイト。おせっかいなツッコミ役。
「空白の才」を巡る戦いとどんな状況下でも他人を優先させる植木の危なっかしさを知り、植木を守ることにした。
その後犬丸に能力を与えられ、神様の通知遅れの都合で三次選考の人員が一人足りなくなったため、途中参加が認められた。然し犬丸の連絡の不備で長らくその能力の正体が判らなかった。
その為彼女が能力を使ったのはわずか3回(アニメでは2回)である。犬丸が彼女にその能力を与えた理由は「イメージにぴったりだったから…」らしい(本人は名前が格好悪いせいか、能力に少し不満気である)。
普段、頭の上に眼鏡を乗せているのは遠視だからであって、本を読んだりする時には眼鏡を掛けるという事が最終巻のおまけページで判明している。
見た目はグロテスク(というよりはタコまたはイカの足にしか見えない)だがおいしい料理を作る。学校では「あいちん」と呼ばれており、ファンもこの愛称で呼ぶことが多い。
能力
「相手」を「メガネ好き」に変える能力。
物語中盤に犬丸によって能力を与えられる。
文字通り、「相手をメガネ大好きにしてしまう」洗脳タイプの能力。
メガネ好きの度合いは只者ではなく、メガネを破損されるととてつもない悲しみに襲われる(キルノートンは「自分の命よりも大事」と言っていた)。
彼女は自分のメガネを破壊するとカマをかけて相手を動揺させるという戦法をとったが、メガネを失えばほぼ負け確定なので、逆に言えば自身のメガネに危険が及ぶ行為は出来ない。
「相手がぶりっ子ポーズをする」という厳しすぎる限定条件に加え、一見して全く戦闘時の使い道が分からない能力だったが、作中ではうまく洗脳に成功した相手に対し「自滅しなければメガネを壊す」と相手を脅し、「自ら気絶に追い込ませる」という手段を取ったため、アノンも危険視していた。