曖昧さ回避
- 『うえきの法則』の登場人物。本項で解説する。
- pixivの絵師てるてる予報の描いたオリジナルキャラクター。→アノン=アナスタシア
- 『ドラゴンクエストⅨ』に登場するトカゲ。ギガントドラゴンのようなボスとしても登場する。→アノン(ドラクエ)
- 『機動戦士ガンダムAGE』の登場人物。→ディーン・アノン、ルウ・アノン
- アメリカ合衆国で生まれた政治思想。→Qアノン
概要
「自信なんて持ってても無意味でしょ?」
「必要なのは勝つために、ただ努力を惜しまないコトだよ」
CV :福山潤
地獄人であり、守人の一族の末裔。
天才でありながら自負を持たず努力を惜しまない性格。終盤ではロベルトの強力な能力を吸収した弊害か驕りのような感情を見せたことはあったが、それをいち早く抑えて確実に相手を消耗させる、静かに洗脳系の能力の厄介さを警視するといった、強かさな素振りも見せている。
善悪の概念を持っておらず、何の悪意も躊躇も無いままに冷酷非道な行いを繰り返す。
本で読んだ知識を試そうとしたり、好奇心旺盛な面も見られる。だが、一方で努力を行い続けることによる疲労やストレスなどに無頓着な節があり、それが悪意のない非道な行動や、相手への無理解につながってしまうことも。
終盤では植木の「魔王」に敗れ、幼少期から疑問に思っていた「”夢”というのが何なのか?」を追い求めて能力者バトルを乗っ取るに至った動機を植木に語るが、植木から「叶ったときにみんなで喜び合えるから”夢”なんだろ?」と返され、その答えを知ることができたことに満足し、神様を解放し(植木は横暴気味だったが……)、父(偽マーガレット)と共に地獄界へ強制送還された(帰郷したとも)。
アニメ版では、上記の疑問や「能力者バトル乗っ取り事件」の動機が、傍迷惑極まりないものだったためか、「強くなりすぎた自分」を否定し、「自分を倒してくれる相手」を求めていたという、やや孤独感が垣間見える生い立ちを覗かせるようなものであった。
能力・技能
- 他者の体を取り込むことで取り込んだ相手の姿とその能力を自在に使うことが出来る。
守人の一族特有の能力であり、アノンの父も同様にこの能力を使うことができる。
第一次選考終了時にロベルトを取り込んだために、ロベルトの能力である「理想を現実に変える能力」とロベルトの神器を使える様になる他、取り込んだ者に姿に変身し、才も取り込んだ者と同じ個数にすることが可能。守人一族は、この取り込み・変身能力で、主催者側とモバイル等を欺きアノンを途中参戦させた。
更に四次選考開始直前に神を取り込んだことで、神の神器や亜神器も併用可能となった(神)は変身などによる途中参戦までは、ある程度見越していたらしく、敢えてルールに抜け道を用意していたが、とある交戦の最中に自身が取り込まれることまでは読み切れなかった)。
尚、能力者バトルに途中参戦するにあたり、天界獣まで取り込むと、人間に攻撃できなくなる恐れがあるからか、アノンは天界獣を取り込む様子や、天界獣の姿に変身する描写は見せていない。
- 超身体能力 地獄人特有の能力。
常人以上の速度で移動できる脚力・上記の能力で吸収した神器の大きさに振り回されることなく、攻撃や寸止めを行う膂力といった、シンプルかつ強力な能力(体質?)。
一応、天界や人界の人間に毎度無双できるほどではなく、時には不意に飛んできたボールを受けた際にふつうに痛みや怒りを見せた地獄人も見られる他、この能力を暴力沙汰などに使わず、バトル違反者の監視など全うな業務を勤める者もいる。また、地獄人に対抗できるほどの体術を持つ者も何名か存在している。ただ、アノンはその地獄人のなかでも体術に秀でているうえに、衝突事故を起こしそうになったトラックの接近にいち早く察する程の直感まで持ち併せている。