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概要

CV:小杉十郎太

天界を統べる当代の神。初登場時55歳。本名不明。十ツ星天界人であり、当代の神のみが使える「亜神器・天地創造(テンソウ)」を有する。ファンキーファッションが特徴。

主人公・植木耕助ら中学生同士の能力者バトルの考案者にして全体を仕切る主催者。常時、神の遣い(神補佐)を傍に置いているが、25年前の神就任時は別の神補佐がいた。


神といっても、その立ち位置は天界においては絶大ではあるが、絶対的というほどではなく、政などを行う際の最高権威や指標という意味合いも含まれている模様。(現人神天皇に近いだろうか。)

もっとも、権威ばかりが目立つ神輿ではなく、下記の柔軟性のある采配をみせる・三次選考進出者をぎゃふんと言わせるためのお茶目なのか、味方の安否や空白の才管理者などのことを碌に考えていない人物を早々に自滅させるための罠なのか、対戦勝利の景品に自身の写真を設けるなど、食えない一面も。


実は植木耕助の義母に当たる植木春子と出会っており、彼女の生き甲斐を見て、「次代の神を決める戦いと、その報酬である”空白の才”を巡る能力者バトル」を考案するに至った。


人物

ファンキーファッションとその態度から、「本当に神様なのか?」と疑われるほどの物臭ぶりを露わにしているが、実は30歳の時、先代の神から自身の才能に肩入れされて神に就任したという経歴を持つ。偽マーガレットいわく、「歴代の神の中で策略家にしてお調子者」とのこと(先代の神は、彼の才能だけでなく、その短所も「毒を以て毒を制す」意味で受け入れたうえで指名したようだ)。就任当時は若輩だったこともあってイマイチ「神様」としての自覚や責任感に薄い様子も見られ、当時の神補佐には頭が上がらず叱責される一方で、後述の「守人の一族」が抱えている問題をどのように解決するか人一倍悩み貫いており、その「ストレス発散」がてらに人間界で出会った春子との出会いを通して精神的成長を遂げることになる。


また、能力者バトルの主催者だけあって、万が一に死亡者を出さないために「天界人の参加」を保険の意味で数人参加させることを黙認したり、ロベルト・ハイドンの削られた寿命を元に戻す能力を兼ねていることからも抜け目がない。ただ、自身がスカウトした神候補がルールを破り地獄に落ち、残された能力者の神候補の補充に苦労するところを見落としていたことが欠点だったが、植木の提案で「地獄に落ちた神候補を獄中で再度復帰させる」という意見を受け入れ、特例により、犬丸を佐野清一郎の神候補として存続させたなど、柔軟性がある(実は地獄に落ちた神候補たちの中から一人神にならなければ全員死刑という末路が待ち受けているため、敢えてそうした)。


後述の目的のためか、天界のはみだし者などから自衛を行うためか、護身術などもたしなんでいるようで、神器が扱いづらい近距離でも地獄界の住人とある程度渡り合えるほどの体術と、ロベルトと対抗できるだけの素養を持った参戦者をいち早く見抜く観察眼を持ち合わせている。


そんな面倒くさがり屋な彼でも、「地獄人の守人の一族の末裔たち」のとらわれた運命を解放したいという願いがあった(神様が直接手を出せないのは、過去の抗争から『天界と地獄界は自由に出入りできない』という協定を結んだため)。さらに、「空白の才」を狙っていることも懸念して、それをどうするか悶えていたところ、ストレス発散に人間界のディスコへ行こうと舞い降りる(当時の時代背景からバブル景気を連想させるものだった)。そのような折、建立間もない火の国中学の生徒であった植木春子をナンパ男たちに自身のファッションをバカにされて一掃。これが縁で彼女に一日振り舞わされることになるが(ボウリング場で「神」名義で行っていることから、「神(かみ、じん)」が本名ではないのか?と思わせる描写がある)、踏切の線路に足を挟んだ老婆を助けようと駆けつけた春子が「私、看護師を目指して勉強しているんだ。孫と喧嘩しても、明日には仲直りできているかもしれないじゃん」という言葉に心打たれて、「神が人間の生命に関わる運命に介入してはならない」という掟を破り、2人を救出(このことで天界から罰を受ける破目になった)。その後、彼女からサングラスをもらい、お返しに十字架のピアスを彼女にプレゼントした。この出来事がきっかけで、十数年後に開催される「能力者バトル」を考案するに至った。また、彼女の夢とその言葉により、自身も「神様」としての精神的成長を遂げることになる。


偽マーガレットとの戦いで、春子の影響による言葉「今を楽しく生きるためには未来が必要だ」と主張し、壮絶な対決の末に偽マーガレットが「未来」の概念を受け入れたことで「守人の末裔たちの運命の解放」に一矢報い、ピリオドを打った。それを前後してアノンに快刀乱麻(ランマ)で不意打ちされた上にに取り込まれ、四次選考を乗っ取られてしまう。


最終的に植木がアノンに勝利したことで解放され、能力によって削られたロベルトの寿命をある程度元に戻した。植木達の勝利に伴い、一番能力を伸ばした植木に「空白の才」を贈呈する。また、植木達の次世代の神に満場一致で犬丸を指名し、犬丸に神の座と「亜神器・天地創造」を贈与する(淀川を神補佐に任命したかは不明)。引退後は入院し、神補佐(神の遣い)と共に偽マーガレットがアノンと共に地獄に強制送還される前に「本名ぐらい名乗っていけばいいものを……」と名残惜しそうにつぶやいていた。


能力者バトルの目的

神候補を気まぐれで勧誘し、中学生を選んで能力を与えた者同士で戦わせ、最後に勝ち抜いた能力者に「空白の才」を与え、その神候補も次世代の神に就任する、という単純なものではあるが、それは地獄人をおびき寄せるための緻密な仕掛けが施されていた。


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