「トーラ星の宇宙獣士、人呼んでトーラ・ボルタ!」
「やぁ!エリア星の可愛い娘ちゃん!見てるか~い?チカラ星のミーチちゃん?みんな見てるか~い?俺のファイトは、常にリアルタイムで生放送されているというわけさぁ!」
CV:木場剛(現:バッキー木場)
登場話:第21話「ゴズマの大スター」
概要
大星団ゴズマの宇宙獣士たるトーラ星人で、既に50の惑星を滅ぼした経歴を持つ、自称「宇宙の大スター」。宇宙中にガールフレンドやファンを抱えるナルシストで、銃器にもなるギターや、敵の動きをスローで捉えて回避や迎撃に役立てる黒いバイザーを持つ。
自己顕示欲から常に己の戦いを『宇宙流血シリーズ』としてスペースカメラで全宇宙に生配信しており、ゴズマにとっては一種のプロパガンダにもなっている。
活躍
「ボルタに地球を滅ぼさせるか、彼が活躍する様に対抗心を燃やしたギルークに地球を滅ぼさせることで自身が動かずして勝つ」という作戦を展開するアハメスの命で地球に襲来(当然、作戦は本人には知らされていない)、ゴズマの前線基地に駆け付けたチェンジマンを、自身の戦いをゲーターに撮影させながら華麗なギター捌きと共にギターからの砲撃とバイザーの能力で圧倒し、シーマをメロメロにした。
炊き付けられたギルークが地球守備隊の基地を襲撃した際に再度出撃、生意気にも格上の彼に下がるよう命じた。
その後海岸にてギルークが放ったギラス剣からの光線を喰らいバイザーを落としてしまうと、その素顔がヒドい垂れ目であることが露呈。加えてバイザーをかけたゲーターの「相手の動きがゆっくりに見える」という言葉から自身の強さの源まで発覚することとなった。アハメスによってバイザーを奪還し再度チェンジドラゴンに戦いを挑むも、既に手の内が明かされた時点で彼の敵ではなく、逆光にひるんだ隙にチェンジソードでバイザーを破壊され、さらに顔に傷まで負ってしまう。絶望にへたり込んでいる所にパワーバズーカを受け敗北。
直後にギョダーイの再生巨大化光線を浴びて巨大化。(その際ズボンが消失している。)
目をつり上がらせて口からの火炎放射で攻撃するも、あっさりチェンジロボの一撃に怯んで再度垂れ目に。そのまま電撃剣・スーパーサンダーボルトを喰らい爆散した。
余談
モチーフは当時特に人気を博した俳優のジョン・トラボルタ。
声を演じた木場氏は後に『仮面ライダービルド』にてナレーターを務めた。
同話ではボルタに骨抜きにされたり、素顔を知ってアッサリ彼を見限ったりするシーマや、ボルタに魅了されて倒れそうな彼女を困惑しつつも支えるが、完全に魅了されていると知って「たわけぇ」とギャグ声で呆れながら彼女を放置するブーバの姿が拝める。ある意味ファン必見。
関連タグ
ミューズィックのマズアータ:『天装戦隊ゴセイジャー』に登場した、同じく宇宙人にしてギタリストな怪人。