プロフィール
全盛期より体重が若干減少している。
概要
『Fate/GrandOrder』に登場するアサシンのサーヴァント。レアリティは☆5。
第2部第3章「人智統合真国シン」での初登場時は“衛士長”という名義で登場し、シナリオ中はずっと真名は伏せられたままだった。(バトルの際の宝具名や容姿等から多くのユーザーには真名を感づかれていた)
2019年の正月イベント「雀のお宿の活動日誌~閻魔亭繁盛記~」では“警備員”という名義でコッソリ登場しており、虞美人が登場するシナリオでは“按摩の達人”という名義でパーティのゲストサーヴァントとして操作することが出来た。その後もイベントのシナリオでは真名を伏せられたままだったが、後日正式に実装され、それと同時に真名も確定した。
英霊"李書文"が該当するクラスはランサー・バーサーカー・アサシンの3つで、召喚時の肉体についても、"肉体の"全盛期である青年時代と"武術の"全盛期である老境に差し掛かった頃、の2つが可能性として存在する。
すなわち、この記事で取り上げているサーヴァントは、老境の李書文がアサシンクラスで召喚された存在である。
人物
若い時代の李書文とは異なる穏やかな老人で、精神面での全盛期を迎え、凶拳を振るう事はあるが極めて必要最低限に留める。
それは「凶暴性を押し隠し、若い時には理解できない」穏やかな境地であった。だが、一度敵と戦えば「若い頃の刃」が未だ研がれ続けている事を知らしめるだろう。
特に殺しを生業としている訳ではないため、正面から戦うことを好むが、別に恥じ入っている訳ではなく、ただ単純に座りが悪い程度のもの。危機的状況によっては、躊躇せず暗殺を行う模様。
ランサー時と同様、貸し借りや恩義・約束といった「人としての筋」を何よりも重んじる侠客でもあり、某イベントでは一宿一飯の借りを返すため、(一回だけ)反逆の誹りも覚悟した上でマスターの敵側に付き本気で命を狙った程。
いつの時代でも竹を割ったような潔さと、消えぬ物騒さを併せ持った御仁である。
能力
八極拳主体で戦う。その凶拳に曇りはなく、戦えば絶殺という結果に違いもない。
一度戦えば、若い頃の刃が未だ研がれ続けていることを知らしめるだろう。
ステータス
保有スキル
中国武術(八極拳)(A+++) | 中華の合理。宇宙と一体になる事を目的とした武術をどれほど極めたかの値。修得の難易度は最高レベルで、他のスキルと違い、Aでようやく“修得した”と言えるレベル。A+++ともなれば達人の中の達人。 |
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圏境(極)(A-) | 気を使い、周囲の状況を感知し、また、自らの存在を消失させる技法。極めたものは天地と合一し、その姿を自然に透けこませることすら可能となる。老いたことにより、技法は更なる進化を遂げた。交戦状態であろうとも、瞬き一つで姿を消す。 |
陰陽交差(B) | 人間の持つ性質のスイッチ。老人になって陽に偏ったとはいえ、獰猛な牙は失われておらず、一瞬で陰に切り替え、無造作に敵を屠る。その非情さはまだ、失われていない。 |
老練(A+) | 詳細不明。 |
宝具
无二打(にのうちいらず)
- ランク:なし
- 種別:対人宝具
- レンジ:1
- 最大捕捉:1人
七孔噴血……撒き死ねい!!
にのうちいらず。
『燕返し』同様に宝具として昇華されるまでに極まった術技で、青年期やランサー時でも共通して有している。
絶招(ぜっしょう)と言われる秘伝の套路(とうろ)の一つであり、その名を猛虎硬爬山と言う。
『EXTRA』の解説では、“達人の絶招が生み出す破壊力”+“周囲を自身の気で満たし、完全な自分のテリトリーを作ることで相手の気を呑み、極端な緊張状態となったところに衝撃を加えてショック死を引き起こす”とのこと。
西洋魔術的には「自分の魔力を撃ちこんで相手の魔術回路を乱しダメージを与える」という解釈になる。
演出では「活歩(滑歩)」で瞬時に間合いを詰め、強烈な「震脚」の後に「猛虎硬爬山」を叩き込む。
この際、『絶招 猛虎硬爬山』の字幕が入る。
ゲームにおける性能
突出した自己強化スキルにより全キャラの中でも最上位の宝具&クリティカルアタッカー。
宝具の回転率と火力どちらも高いうえ、真骨頂のクリティカルによる瞬間爆発力で敵を次々と屠る高火力が魅力。
宝具には継続防御ダウンが付いているため、宝具⇒クリティカルも強烈な火力を発揮できる。
自己完結性、カード性能、カード構成いずれも軒並み優秀であり、編成や礼装にほぼ縛られないのも大きい。
礼装や編成を縛られやすいイベントなどでも安定した活躍を見せるのでアタッカーとして頼れる存在となるだろう。
前述のようにカード性能が非常に高く、うまく回るとかなりの勢いで宝具を連射することが可能。
カード構成がサポーターとも相性が良い構成なので編成の自由度も高く、お膳立ても行いやすい。
難点は瞬間火力型の宿命としてスキル強化による伸び幅が高い=スキル強化が火力に直結する点。
そしてHPが低めなので長期戦には基本向かず、相応の敵が相手の場合はサポートとスキル育成がほぼ必須となる。
息切れしやすいため、概念礼装で補う、切れ目を他のサポーターで補うなどの対策はしっかり行いたい。
コマンド的にArtsパ適性があり大抵のサポーターと組ませやすいのは利点。礼装の選択肢も広い。
なお、育成難易度が極めて高く、全スキルの強化が求められるため非常に辛い。
どこを引き伸ばしたいのか相談しスキル育成優先度を決め、じっくり強化していこう。
モーションについて
各種モーションは八極拳の技が元になっていると思われる。B・Aは4種類、Q・EXは3種類あるという豪華仕様。
- Bのアタックモーション
・背中からの体当たり…八極拳の代表的な技「貼山靠(てんざんこう)」、別名「鉄山靠(てつざんこう)」。
・両手足を大きく広げる打撃…「打開」、別名「双撑掌(そうとうしょう)」。
・両掌を上から横に振り下ろす打撃…「双単鞭(そうたんべん)」。
・拳の打ち上げ…八極拳の「通天炮(つうてんほう)」。
- Qのアタックモーション
・蹴り…「連環腿(れんかんたい)」。
・掌打から拳の打ち下ろし…「川掌(せんしょう)」からの「掄砸(ろんそう)」。
遠距離からの突き、肘&膝打ち、拳の打ち下ろし…「箭疾歩(せんしっぽ)」、次は「堤膝弾腿(ていしつだんたい)」または「金鶏独立(きんけいどくりつ)」か?拳の打・ち下ろしは「掄砸」。
- Aのアタックモーション
・足を踏み出すと同時に突き…八極拳の「冲捶(ちゅうすい)」(2連撃なので「寸捶(すんすい)?)。
・掌の打ち下ろしからの肘打ち…掌の打ち下ろしは「圏抱掌(けんほうしょう)」、肘打ちは八極拳の「裡門頂肘(りもんちょうちゅう)」。
・肘打ちからの両手の打ち下ろし…「外門頂肘(がいもんちょうちゅう)」からの「虎撲(こぼく)」。
掌打…八極拳の「川掌(せんしょう)」。
- EXアタックモーション
・零距離パンチ(時間差で衝撃)…「寸勁(すんけい)」または「暗勁」か。
・掌打から拳の打ち下ろし、背中からの体当たり…「川掌」からの「掄砸」、最後は「貼山靠」。
・掌の打ち下ろしからの肘打ち、背中からの体当たり…「圏抱掌」からの「裡門頂肘」、そして「貼山靠」。
・宝具時の高速移動…「活歩(滑歩)」。
・スキル使用時や宝具で突きを放つ前にやる地面を強く踏みつける動作…「震脚(しんきゃく)」。
関連人物
若い頃の自分自身、一番戦いたい相手。今の自分より強いと思ってるが戦って勝つのは自分だと思ってる。
関連イラスト
2019年春までのシナリオでは、登場する際はグラサン姿のみでの登場であるため、未再臨~第一の姿で描かれることが多い。第三再臨まで進めるとランサーで召喚された姿に近い服装となる。また、彼の幕間の物語をクリアすると霊衣としてグラサンを外したグラスオフが開放できるようになる。
関連タグ
Fate/GrandOrder アサシン(Fate) サーヴァント 八極拳 李書文(Fate)
李書文はこれまで各作品で以下のような種類が登場している。
『Fate/EXTRA』におけるユリウスのサーヴァント。青年期×アサシンクラス。
上記ユリウスのアサシンが令呪の影響で変性した姿。青年期×バーサーカークラス。
『帝都聖杯奇譚』における言峰花蓮のサーヴァント。老人期×ランサークラス。
『Grand Order』におけるはぐれサーヴァント。青年期×ランサークラス。