曖昧さ回避
- 1898年にイギリスのエベネザー・ハワードにより提唱された都市開発思想。当時産業革命により深刻化していた都市問題の解決策のひとつとして、社会的・経済的に優れた都市と生活環境に優れた農村のいいとこ取りをした緑豊かな職住近接型の新たな都市形態として構想された。1903年にこの構想をもとにロンドン北郊に最初の田園都市となるレッチワースが建設され、以降イギリス国内外で同様の思想に基づいたニュータウンが次々に建設される事となった。
- 上記の都市開発思想に触発され、渋沢栄一らによって東京城南のニュータウン開発のために設立された企業。洗足田園都市および田園調布の開発を行った。現在の東急(旧東京急行電鉄)および東急不動産の事実上の前身であり、同社が後に開発した多摩田園都市やそのアクセス路線である田園都市線などのネーミングにもその名残が見受けられる。