「生贄はあの男で良いか?」
演/栗原敏
概要
フォッグの支配者にして自分たちの偉大なる母でもある機械獣母艦フォッグ・マザーに使える3幹部の1人。
瀬川耕司を一度は殺害し、彼が仮面ライダーJとなる切っ掛けを作った元凶。
普段は白いスーツ姿の老紳士の姿をしており、戦闘時にはトカゲ男と呼ばれる醜いトカゲ型宇宙生命体としての正体を曝け出す。
また、目や両腕などの一部分だけを元の姿に戻すことも可能で、高い知性を兼ね備えており、劇中では巨大トラックを運転して瀬川耕司を轢き殺そうとするなど、機械類の操作にも長けているようだ。
フォッグの行動隊長的な役割を本能的に担っているようで、自身がマザーへの生贄に選定した耕司に対して否定的な意見を述べ、木村加那を代わりに選定したズーの意見に素直に従い、自分達の目撃者である耕司を崖下から転落死させたり、地空人達により彼が仮面ライダーJとして復活した事を察知した際は、討伐命令が下るよりも早く自ら進んで赴き真っ先にJと対決しに行ったり等の行動を見せている。
仮面ライダーアマゾン以来の久々の四足歩行型怪人であり、怪力を生かしての突進攻撃や鋭い爪による引き裂き攻撃、伸縮自在な尻尾による叩き付け攻撃のほか、強靭な顎を用いた噛みつき攻撃を得意としており、噛みついたままJを振り回す等の芸当を披露している。そのほか、強靭な腕力を用いて崖を垂直に登る事も可能。
初めての変身で戦い慣れていないJを苦戦させるものの激闘の末、右目を潰され戦意を消失し、崖を登って遁走するが、最後は逃がすまいと追いかけて来たJに脳天をJパンチで砕かれ、今度は自分が川へ転落死した。