※この記事には、単行本未収録内容(及び最新91巻収録分)が含まれていますので、単行本派の方、TVアニメ派の方は閲覧しないことをオススメします。
概要
ワノ国を占領している百獣海賊団ジャック軍の幹部「真打ち」の一人。
シーザー・クラウンによる人造動物系悪魔の実「SMILE」の能力者で、その結果、腹にライオンがくっついている。
同じくSMILEの能力者にして「ギフターズ真打ち」という肩書きのシープスヘッドとは、形式上同格の幹部なのかは不明。
彼が滞在しているワノ国「九里」の元締めは百獣海賊団大看板旱害のジャックであり、九里の町民たちはホールデムを怒らせ、ジャックが復讐に来て町が滅んでしまうことがないように細心の注意を払っている。
プロフィール
人物
ライオンの能力者らしく粗雑な性格だが、泣きそうなお玉を見て「かわいそうに 今にも泣きそうだ」と言ったり、SMILEの能力に頼って鍛えていない部下に「体力をつけろ」と怒鳴ったり、拠点の屋敷をルフィに壊されて「人ン家をぶっ壊しやがって」と怒ったり、感性はわりと常識人。
しかし海賊らしく情け容赦のない残虐な男であり、必要とあらば子どものほおを引きちぎることも厭わない。
自分の腹のライオンである噛二郎(カミじろう)を快く思っておらず、殴っては噛二郎に股間攻撃(そして双方悶絶)という逆襲を度々受けている。
ワノ国での滞在は長いようで、世界経済新聞も届かない鎖国国家において外の喧騒をほとんど知らず、ルフィと会った時も、ルフィを頭山盗賊団酒天丸の部下だと勘違いしていた。
戦闘能力
しかし異形の姿になりやすいSMILEの中でも一際異形となっており、腹に二本の手と顔を持つライオン、尻にライオンの尻尾がくっついている姿。
腹のライオンの噛二郎(カミじろう)はきちんと自我を持っている上にホールデムはこの噛二郎を疎んでおり、ホールデムがよく噛次郎を殴っては怒った噛二郎からホールデムの股間に殴打攻撃を喰らっている。
しかし体は共有しているので、どちらかがダメージを受けるともう片方もダメージも受ける結果、噛二郎もホールデムも股間の痛みに悶絶することとなり、ホールデムの部下達は噛二郎の学習能力の無さに呆れている。
武器は、絡繰刀(カラクリとう)という刀。
「真打」という百獣海賊団の中の幹部格の地位におり、その実力はスピードやお菊にも「強い」と認められているほどだが、ワノ国に来たモンキー・D・ルフィの事を盗賊の部下程度と勘違いして侮っており、万国でビッグ・マム海賊団最高戦力シャーロット・カタクリと渡り合えるまでに成長したルフィには当然ながら全く歯が立たなかった。
技
- 獅子の火
ホールデムの腹のライオン「噛二郎」の口から炎を吐く攻撃。そんなライオンいねえ。
本編
モンキー・D・ルフィのワノ国到着時、真打ちバジル・ホーキンスや真打ちスピードらやギフターズ30名程ら多くの部下達と、ワノ国博羅町の役人街に滞在。
凶暴な狒々をアッサリ手懐けたお玉の持つ力が本物の悪魔の実の能力と気付いてその利用価値に目をつけ、部下にお玉を攫わせる。
部下によると頰をちぎっていたというお玉の能力を強引に使わせようと頰をペンチでちぎろうとしたが、相撲対決でルフィが浦島を吹っ飛ばしたことで住処が壊れ、お玉を取り返したいルフィの前に現れる。
お玉を噛二郎に咥えさせ人質にし、「ルフィ達が動いた瞬間お玉を噛み砕く」と脅したが、ルフィの事を頭山盗賊団酒天丸の部下と勘違いし侮っており、ルフィの驚異的なスピードに全く反応することが出来ずにお玉を奪い返されてしまう。
更にお玉をペンチで拷問していたことを知って怒ったルフィの「ゴムゴムの火拳銃」の前に一撃で敗れ、スピードはホールデムが瞬殺されたことに驚きを隠せなかった。
その後はしばらく気を失っていたようだが、カイドウが九里に現れた頃には気を取り戻しており、カイドウがおでん城を破壊するのを見て驚愕していた。
おまけ
名前の由来は恐らくポーカーの一種である「テキサス・ホールデム」から。普通のポーカーと違って手札二枚プレイし、五人以上で行う事が多いのが特徴。
関連タグ
カイドウ(ONEPIECE)・ジャック(ONEPIECE):上司
スピード(ONEPIECE)・バジル・ホーキンス:同じく真打とされるジャック傘下の幹部