概要
土屋博士が三国藤吉に授けたマシン。 曲面で構成された独特なボディ形状が特徴で【コーナリング】と【テクニカルコーナリング】に対応している。フロントバンパーにバネを仕込んでおり、低速コーナーでのクイックターンが得意。逆に高速コーナーでは無駄な動きが多く、ソニックセイバーとは逆。原作ではバンパーが隠れるほどフロントが膨らんでいる。必殺技はサンダードリフト。 バネ付ローラーによる低速コーナーの素早くクリアリングする走りからミニ四ファイターから【コーナーの軽業師】と称される。
原作登場のスピン系の後継機2台はヘビの名を冠しているが、このマシンだけ何故か斧(アックス)である。
藤吉と共に歩んだ、戦の歴史
- スプリングレースの三位入賞戦で、ソニックセイバーと激闘を繰り広げるが三位入賞できずに終わった。
- 土屋カップにて、慎重にチューンが施されるもリタイアしてしまった
- 沖田カイのビークスパイダーとのレースに参加。 新型スピンアックスがロールアウトするまでの時間稼ぎで参加するが、ラフプレーにより損傷してしまい最後の活躍を終えた(アニメ版でのスピンアックスは、ここで最後)
立体物
スーパー1シャーシが採用された製品として販売され、現在でも販売が続いている。
フロントガードは3パーツ構成で分割されているが、真ん中のパーツはスーパー1のバンパーホールに嵌め込んで装着する仕様から改良型のスーパー2に無改造で載せることが出来ない。そのためプレミアム版が現在も出されておらず、後継機のスピンコブラに先を越されてしまった(ちなみに似たようなパーツ構成のビークスパイダーではこの点は改善されておりプレミアム化している)。
かつてはマグナムセイバーと共にポリカーボネート製のクリアボディが販売されていた。2000年代後半までは手に入りやすかったが現在はどちらも絶版。こちらはフロントガードが一体化した成型になっている。
トミー(現:タカラトミー)から、過去にキャラトミカとしてラインナップ。
スーパーカー消しゴムシリーズにラインナップ。
余談
- 原作コミックに掲載されていた【スピンアックス発売記念読み切り漫画 田宮模型へレッツ&ゴー!!】にて原作者と烈&豪による解説を交えてされた。 当時のスタッフさん達の姿が映っており 設計段階のクレイモデルから始まり設計図も登場、そして金型も紹介され成形→箱詰めの工程を紹介していった。
- アニメ版第三話にて、白いスピンアックスが本機に先駆けて登場。
- 原作では、大神軍団に対抗するために訓練をするのだがVマシンやネオトライダガーの性能差に追いつけずプロトセイバーJBと共に第一線を退くことになった
- ブームの頃に放送されていた「TVチャンピオン」では、プロモデラー選手権の5人のうち4人に選ばれたり、ミニ四駆王選手権(小学生部門)では最後まで活躍をみせる。
- MAX編では、市販化・販売されている。 作中では、西条惠一という少年が市販された本機を改造した「ドラゴンアックス」を使用している。
- 破壊されたわけではなく、Return Racersにて再登場。新たなマシンに生まれ変わった。