目良千里

めらちさと

漫画「斉木楠雄のΨ難」の登場人物。

悲運な貧乏少女

2年巛組の女子生徒。ドジな面もあるが素直で人の良い性格。斉木からの評価も珍しく高い。

眼鏡をかけた赤髪のおさげが特徴。垢抜けない見た目とは裏腹にスタイルは良い。なお、ある話で自身の巨乳を何かあった時の財産扱いしている。

家は非常に貧乏で、小学生の弟(二人)や妹、病弱な母親のために純喫茶･魔美をはじめ、

・朝の新聞配達

・牛乳配達

・弁当屋

・造花作りの内職

・ベビーシッター

など、多くのアルバイトを掛け持ちしている苦労人。

普段の食事も貧相で、それ故か食べ物には目が無くかなりの大食い。楠雄がたまたま点けたテレビでズワイガニ大食い選手権に出場していたほどである。食うにも事欠いているため、「水族館」と聞いただけで涎を垂らすなど結構意地汚い。

以前は裕福だったが、父親が事業を失敗した上に失踪し、非常に貧乏な家庭になってしまった。

本作のメインキャラは成長して丸くなっていく中で、彼女は意地汚さゆえにペットに食欲を抱いたり、（家族の為とはいえ）相手の善意につけこんで言外に施しを求めるなど時折悪い方向に暴走しがちな危うさをもっている。

夢原知予と仲が良く、彼女からは｢千里っち｣と呼ばれており、夢原のことを｢知予ちゃん｣と呼んでいる。

名前の由来は「千里眼」。